会計事務所グループを新卒社員が徹底取材！「社員インタビュー#05」
第五回目はコンサルティング部の清水隆信さん。
今後の会計業界に求められる「人とのコミュニケーション」について、ご自身の思うコミュニケーション能力の高い社員の方についてご紹介いただきながら、その大切さについてお話していただきました。
今回お話を伺った方
清水 隆信さん
セブンセンス税理士法人 コンサルティング部
新人：入社したきっかけは何ですか？
（清水さん）私がセブンセンスに入ろうと思ったのは、面接の際に、セブンセンスは今どんどん大きくなっていっている組織で、常に変化していて、「新しいルールや今までやっていなかった新しいことをやっていこう！」みたいな勢いのある会社だなと感じたからです。
新人：清水さんが所属されている部署の特徴を教えてください
（清水さん）私の部署は、コンサルタントとアシスタントという役割を持った社員がおり、月毎に行った決算の数字を元に、経営に関するコンサルティングを行うということが特徴だと思います。仕事の大半は、法人のお客様の会計処理や監査を行うことです。月毎に行う決算の作業は、お客様が銀行からお金を借りる際に決算の数字が非常に重要になるので、大切な業務になります。ですが、決算を迎える前に、私たちの方で「現状のまま今期が終わったら、決算の数字がこうなりそうだ。」ということを予想したり、「今期の税金はこのぐらいになるから、今期中にこういうことをすれば安くすることができるよ。」といったアドバイスをすることが私たちにとって結構重要な仕事になります。
新人：社員とのコミュニケーションを取る際、気をつけていることはありますか？
（清水さん）会計事務所は基本的に中途採用で入社される方が多く、前職の経験をお持ちなので、人によって仕事のやり方が異なっていたりします。なので、自分のやり方が全て正しいと思って接すると、たまに面食らうときがあるんですよね。色んな考えを持つ方がいることを考慮したうえで、仕事することが大事だと思っています。
ーーー働く中で苦手な人と接する際に、その人とうまく付き合っていく方法や自分なりの考え方などはありますか？
（清水さん）お客様の中に少し関わりづらいと感じる方がいらっしゃるかもしれません。ですが、それって意外とこちらで勝手にイメージを作ってしまっているだけで、長いことお付き合いしていけばだんだんと打ち解けていくんですね。第一印象で「この人っ！？」と苦手意識を持ってしまうのではなく、私は距離を縮めていけるような努力をするようにしています。
社内に関しても、同じように思うことがあった場合には、逆にいっぱい話しかけるようにしていますね。どちらにも言えることは、単にその人が嫌いというのはまだその人のことを何も知れていないだけで、もっとその人を知る努力をする必要があるということです。
ーーーなるほど…！ちなみに職場で「この人、コミュニケーション能力高いな！」と感じる方はいらっしゃいますか？
（清水さん）いますよ！この業界で約３０年働いている方ですが、その方はどんなお客様ともすぐに打ち解ける事ができ、絶大な信頼を得ています。仕事の話にとどまらず、家庭の話とか「今度息子が結婚するんだけど、式場はどうしようかしら。」みたいな相談を受けていることもあります。一見仕事とは関係なさそうな相談でも、お客様から信頼を勝ち取ることができると、逆にちょっとした会話の中から私たちができる仕事を見つけることもできるようになると思います。
新人：他業界と比較した際に会計業界の強みやメリットはなんだと考えていますか？
（清水さん）そうですね。いろんなお客様の商売に触れることができるので、社会の仕組みだとか自分の生活している身の回りで起きてること…例えば「なぜスーパーの牛乳の値段が先週より高くなったのか」といった事を考察できるようになったり、普段私自身が担当しているお客さんから「◎◎の材料価格が高騰し始めている」といった業界ウラ話を拾い上げることができたりもします。結果的に、社会のいろんなお金の流れとか、そういったことに敏感になるので、いろんな知識が身につくかなっていうところはありますよね。会計事務所の業務って、主に個人の税務と法人の税務に分かれているのですが、法人の税務に関わっていると個人の生活とリンクする部分も多いと気づかされます。また、相続業務の経験を積むことで例えば自分の親族の将来設計について相談にのってあげられたりするかもしれませんよね。こういったところも、会計事務所で働くおもしろさやメリットだと思います。
#インタビューを終えて・・・
仕事をする上で、その業界に必要な専門知識などの習得と同等にコミュニケーション能力も求められていると感じました。
本日学んだことを今後活かしていきたいと思います！
次回号は2022/6/17に掲載予定です。お楽しみに！
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