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ふるさと


東京生まれの人はふるさとが無いと言うが、両親や祖父母等探していけば沢山の帰る処はある。
 
父の仕事の関係で小学校は岩手県の盛岡市で育った。北上川や岩手山に囲まれた自然豊かな静かな城下町でもある。
 

盛岡といえばわんこそばで有名だが、今は冷麺が人気で多くの店が取り扱っている。
わんこそばは、何杯食べたかを競いながら楽しく食べる美味しいお蕎麦。
色々な具材があるが、多くの人はひたすらお椀のお蕎麦に集中して競う。
特に他県の来客には喜ばれる。
女性は頑張って20杯位で、男性だと50杯を平らげる人も多くいるという。

最後に参加した盛岡の小学校の同窓会は70歳の記念の時。その後、担任の先生が亡くなったと聞いた。 
今でも親しく連絡しあっている友がいるが、年々お互いの近況報告と共にそのまま体調報告にも・・・

母が北海道出身なので、子供の頃は毎年夏休みに函館に里帰りをしていた。
今でも忘れられないのは、朝に捕れたイカを毎朝売りに来てその場でいかのさしみにしてくれた魚やさん。自前の皿を持って並び朝ごはんに大根おろしで食べることは定番だった。
子どもながらとても新鮮で美味しかった!
東京のお豆腐売りと同じ朝のおかずの
l品だった。
今でも魚市場に行けばイカそうめんとして登場すると思う。また味わいたい。

 
北国に縁があり、どうしてもかぼちゃ、じゃがいも、玉ねぎや夕張メロン、殻に入った焼うにまで、北の食べ物に馴染みがあり、好物でふるさとの味、おふくろの味だ。


皆さんもふるさとを探してみませんか?


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