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【やろやる!】石川県児童文化協会人形劇部さんにお邪魔してみた

こんにちは。おおかみの人です。

今回のトップ画像は、新聞紙とボンド。




今回の【やろやる!】のテーマは…

石川県児童文化協会人形劇部にお邪魔してみた

です。


この土日は、昨日投稿したように春ららら市も楽しんだが、昨日4/9は午前中に法島のいしかわ子ども交流センターに行って、石川県児童文化協会人形劇部の定例会に参加し、部員の皆さんたちと交流したりもしていた。

わたしが幼い頃は、このセンターはまだ「児童会館」と呼ばれていて、会館内の展示物を見て回ったり、プラネタリウムを見たりしていた。でも、それももうずっとずうっと前の話。たぶん、小学校以来一度も訪れたことがなかったんじゃないかと思う。

ウン年ぶりに訪れた児童会館は、まず駐車場が広くなっていて、思わず「あれ?ここどこ??」状態になった。そして、建物の中に入ってみても、「…??」
わたしが忘れてしまったのか、それとも変わってしまったのか、入ってみても懐かしい気持ちにはならなかった。でも、入って左手にある展示物のうち、昔からあった自分の姿が歪んで映る鏡はそのままで安心した。


そうそう、先日こんな記事を書いた。

この記事に書いた人形劇の公演がきっかけで、わたしは石川県児童文化協会人形劇部を知って、部員の皆さんと知り合うことができた。
そのときにお誘いがあって、今回の定例会にお邪魔させてもらえることになった。

部員の方に、今まで行ったことのない児童会館の地下に案内されて、ミーティングルームに通された。わたしは6,7人ほどいらっしゃる部員の皆さんに軽く自己紹介をして、そのまま活動に入った。

まずは、今年度から始まる2つの演目の台本の読みあわせをした。
ひとつはヨーロッパのお話で、もうひとつは日本のお話。いちどはどこかで聞いたことがあるような昔話…かもしれない。
配役が発表されて、その後すぐに読み合わせに入った。

読み合わせの時点で既に楽しく、笑いが起こった。日本の昔話の読みあわせでは、すべての部員さんが揃って同じフレーズを繰り返す場面があるのだが、なんだかそこが面白くてくすくす笑ってしまった。読み合わせの時点で既に面白いんだから、きっと劇として仕上がったらもっと面白いんだろうなと思う。

読み合わせが終わると、ミーティングルームからクラフトルーム(大きめの図工室)に移って、新しい人形の製作に入った。

厚紙…余った表彰状を切って丸め、中指よりも少し太いくらいの筒を作る。
そうしたら今度は、新聞紙を半分に裂いて、ぐしゃぐしゃにして、よく揉みほぐしてやわらかくしておく。
ほぐした新聞紙を丸めて、とんがり部分を作ってクワイみたいな形にしたら、そのとんがり部分にボンドを塗って、先に作った筒と合体。
新聞紙を丸めるときに、少しふわっとさせることで、カシラが重くならないようにするのがコツらしい。

顔を成形していく。
顎や頬など大きいパーツのボリュームを増やしたいときは、新聞紙を軽く丸めてボンドで貼る。
鼻や耳は、先程の表彰状の余りで作ってそれをボンドで貼っておく。
顔の概形ができたら、水のりとボンドを水に溶いたものを、細長く切った新聞紙に塗りたくって、まるでミイラでも作るようにペタペタと巻いていく。
新聞紙のミイラが出来上がったら、今度は障子紙を細長く裂き、それに先程の接着剤を塗って、また同じようにペタペタと巻いていく。

ここまでできたら、カシラを乾燥させる。
今回の集まりでは人形製作作業はここまで。
小学校の図工の時間とか、テレビ番組のつくってワクワクなんかを思い出しながら、今まで作ったことのないやり方での人形製作をやってみて、ものすごく楽しかった。
手にベタベタと接着剤をくっつけながら、思った形にカシラを作っていく作業はなかなか楽しい。童心に返って楽しんだ。

作っている間も、ああでもない、こうでもない、と、ワイワイとおしゃべりしながら作業が進んで、せせくらせ時代を思い出して懐かしくなった。ウレタンの切り出しが難しいと、ぶーぶー言いながら人形を作ったものだ。

9時から始まった集まりも、作業がすべてひととおり終わってみると12時になっていた。
各々片付けをしたあとも、劇中に登場する大道具の軽量化をどうするかについて、ちょっとした意見交換会になって、皆さんで意見を出していらっしゃった。わたしも今までの経験をもとにいろいろ考えて案を出したりした。

児童会館内にある人形や道具の保管庫を見せてもらったが、驚くほどのスペースの狭さにびっくりしてしまった。
あの狭いせせくらせの掘っ立て部室の人形保管スペースよりもさらにスペースがなく、あれだけ大掛かりなセットを組んで上演しているのに、どうやって片付けているんだ…と不思議だった。
児童劇団さんと相部屋みたいな感じで道具が置かれていて、大きな人形や書割は取り出すだけでも一苦労。
人形劇って、もしかすると人間の演劇よりモノの数がどうしても多くなるから、ある程度スペースがあってくれたらいいのにな、とちょっと思った。でも…今あるスペースをうまくやりくりしていくことももちろん大切。

今回人形劇部さんにお邪魔させてもらって、新しい人たちとの出会いがあり、今までやったことのない方法で人形を作り、とても貴重な経験になった。
せっかく県内の劇団さんと繋がれたことだし、できることなら何かお手伝いでもさせてもらえたらいいなー、と思ったりした。


楽しい経験ができてよかったな、と思ったところで、今回はおしまい。
ここまで読んで頂きありがとうございます。

次回は…久々に未定です。
何か楽しいことを綴れたらいいなと思っています。

次回もお楽しみに。それでは。

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