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生成AIが向かない、向きにくい人を見つけました。「生成AIを使いこなすための心構えと適性」|#DX企画書のネタ帳

こんにちは、近森満です。 今回は以下の内容でお届けします。

【タイトル】
生成AIが向かない、向きにくい人を見つけました。
「生成AIを使いこなすための心構えと適性」

【記事概要】
生成AIは日々進化し、多くの人々の生活や仕事に大きな影響を与えています。しかし、すべての人がこの技術に向いているわけではありません。この記事では、生成AIが向かない人々の特徴について深掘りし、なぜ彼らがこの技術を活用しにくいのか、その理由を探ります。また、生成AIを正しく理解し、活用するための心構えについても考察します。これからの社会で生成AIをうまく取り入れるためのヒントを提供します。

【目次】


音声配信:

※音声収録のポッドキャストではテキストには載っていない㊙話も。
ぜひ、ものは試しに聴いてみてください。

【本文】

はじめに

生成AIは、テキスト生成や画像生成、データ分析など、さまざまな分野で活用されています。しかし、すべての人がこの技術を使いこなせるわけではありません。この記事では、生成AIが向かない、あるいは向きにくい人々の特徴を探り、なぜ彼らがこの技術に適応しにくいのかを考察します。そして、生成AIを正しく理解し、効果的に活用するための心構えについても触れます。

つい先日お会いしたDX推進でご活躍をされている岸和良さんが“生成AIが向きにくい業務”について言及されていました。私も常々生成AIに限らずコンピュータやITがすべてではなく、手段でありツールと思っているのですが、まだまだIT信者以外には受け入れてもらえない方々も多く存在します。
そこで向かない人、向きにくい人って誰なのか?を深堀りしてみました。

“生成AIが向きにくい業務 一方で、生成AIが活用されにくい領域も存在します。それは、既存のルールや規則が厳格に定められた業務です。私自身の経験を例に挙げると、地元町会の役員として会計資料のデジタル化に取り組んだ際、この限界に直面しました。 毎年紙ベースで作成されている会計資料をExcelフォームに転記し、決算報告書を作成する作業は、想像以上に困難でした。生成AIを利用してこの変換作業を効率化しようと試みましたが、変換率の低さにより断念せざるを得ませんでした。 既存の年度計画書に記載された予定行事を少し変更する作業も、生成AIのプロンプトが難しく、プロンプトを考える時間がかかりすぎてしまい、結局手作業で行うことになりました。 ”

生成AIに対する誤解と先入観

生成AIに対する誤解や先入観は、多くの人々がこの技術を活用するのを妨げています。以下に、具体的な例を挙げてみます:

  • 生成AIは嘘をつくと本気で思っている人:AIの回答に対して過度な不信感を持つと、その有用性を理解できなくなります。

  • 生成AIのアウトプットが気に入らない人:生成された内容に対して厳しい批評をする人も、この技術の真価を見落としがちです。

  • 生成AIの回答に難癖をつけたい人:AIの回答を必要以上に批判することは、建設的な利用を妨げます。

  • 思い通りに回答がでなくてイライラする人:生成AIは完璧ではありませんが、改善の余地を理解しない人は利用が難しいです。

  • となりの人が使っているので使いたくない人:他人が使っているからという理由だけで敬遠するのは、機会を逃すことになります。

  • 生成AIに悪態をつく人:AIに対して否定的な態度を持つと、効果的な利用ができません。

  • 人間が考えることが創造だと思っている人:AIの創造力を認めない人も、この技術をうまく活用できません。

  • 時間をかけてでも自分でやりたい人:手作業を重んじるあまり、効率的な方法を拒むのはもったいないです。

  • 感謝が無い人:AIの支援を受け入れ、感謝する心がないと、ポジティブな利用は難しいです。

生成AIの適性が問われる理由

生成AIが登場してから1年半が経ちました。この間、技術に適応しやすい人とそうでない人がはっきりと分かれました。以下にその理由を掘り下げます。

(1) 誤解と先入観

生成AIを検索エンジンの一種だと思っている人が多いのは問題です。生成AIは、情報を検索するだけでなく、独自のコンテンツを生成する能力があります。しかし、初見で「これは使えない」と判断する人々は、この技術の可能性を見落としがちです。

(2) 学習意欲の欠如

新しい技術を学ぶ意欲がない人も生成AIには向いていません。生成AIを効果的に使うためには、基本的な操作方法や応用方法を学ぶ必要があります。

生成AIを使いこなすための心構え

生成AIを使いこなすためには、いくつかの心構えが必要です。

(1) オープンマインド

新しい技術に対してオープンな姿勢を持つことが重要です。生成AIはまだ発展途上の技術であり、その可能性は無限大です。

(2) 学び続ける姿勢

生成AIを効果的に活用するためには、継続的な学習が不可欠です。新しい機能や応用方法を学ぶことで、自分の仕事や生活にどんどん活かすことができます。

生成AIが向かない具体的なケース

生成AIが向かない、または向きにくい仕事も存在します。例えば、創造性が求められる芸術作品の制作や、人間の感情を理解するカウンセリングなどの分野では、生成AIが完全に取って代わることは難しいです。
ただし、画像生成や音楽、動画生成分野など、どんどんクリエイティブを支援するテクノロジーが登場するあたり、思想が問われてくるのかもしれません。


さいごに

いかがでしたでしょうか? 生成AIは多くの可能性を秘めていますが、すべての人に向いているわけではありません。しかし、適切な心構えと学び続ける姿勢があれば、誰でもこの技術をうまく活用できるはずです。

少しでも皆様の気づきになれたのであれば幸いです。
ではまた。

音声配信:

※音声収録のポッドキャストではテキストには載っていない㊙話も。
ぜひ、ものは試しに聴いてみてください。


[ハッシュタグ] #生成AI #技術活用 #AI適性 #新技術 #学習意欲

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