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【大谷翔平選手の今を作った最強ツールをご紹介】マインドマップとマンダラートを正しく使いこなそう!〜手段と目的を取り違えないためのポイント〜|#DX企画書のネタ帳

こんにちは、近森満です。今日もDXしてますか?

さて今回は以下の内容でお届けします。

【大谷翔平選手の今を作った最強ツールをご紹介】

タイトル:マインドマップとマンダラートを正しく使いこなそう!
サブタイトル:手段と目的を取り違えないためのポイント

【記事概要】
マインドマップとマンダラートは、頭の中を整理するのに有効なツールです。しかし、その使い方を誤ると危険な面もあります。本記事では、マインドマップとマンダラートの本質を理解し、生成AIと組み合わせる際の注意点などを解説します。手段と目的を取り違えず、正しくツールを活用するためのポイントをお伝えします。

【音声配信】
※音声収録のポッドキャストではテキストには載っていない㊙話も。 ぜひ、ものは試しに聴いてみてください。

はじめに

マインドマップとマンダラートは、思考を整理し、アイデアを広げるのに役立つツールです。私自身、過去にマインドマップの普及活動に携わった経験があります。しかし、その過程で感じたのは、ツールの使い方を誤ると、かえって危険だということです。

1)マインドマップとマンダラートの本質

まずはマインドマップとマンダラートについて初見の方、こちらの記事をご覧ください。

マインドマップ(mindmap)とは

マインドマップは、思考を整理し、アイデアを視覚的に表現するためのツールです。中心となるテーマから放射状に枝を伸ばし、関連するキーワードやイメージを繋げていきます。

主な利点:

  • 思考の整理: 頭の中のもやもやを整理し、全体像を把握できます。

  • アイデアの発想: 連想ゲームのように、新たなアイデアを生み出すきっかけになります。

  • 記憶の定着: 視覚的な要素と関連付けることで、記憶に残りやすくなります。

  • 情報伝達: 複雑な情報を分かりやすく伝えられます。

マンダラート(mandlart)とは

マンダラートは、3×3の9つのマスをさらに3×3に区切り、計81マスで構成される思考ツールです。中心のマスにテーマや目標を書き、周囲のマスに関連する要素やアイデアを記入していくことで、思考を深め、新たな発想を生み出すことができます。

主な利点:

  • 思考の整理: 多角的な視点からテーマを掘り下げ、全体像を把握できます。

  • アイデアの発想: 連鎖的にアイデアを広げ、意外な組み合わせを発見できます。

  • 目標達成: 目標達成に必要な要素を明確化し、具体的な行動計画を立てやすくなります。

(1) 思考整理のツール
マインドマップとマンダラートは、頭の中のアイデアを視覚化し、整理するためのツールです。アイデアを広げ、関連性を見出すことで、新たな発見やひらめきを得ることができます。

(2) 目的達成のための手段
しかし、マインドマップやマンダラートを作ること自体が目的ではありません。あくまで目的達成のための手段の一つであることを忘れてはいけません。ツールに振り回されず、本質を見失わないようにしましょう。

2)生成AIとの組み合わせの危険性

(1) 自分の思いが反映されない
生成AIにマインドマップやマンダラートを作らせると、自分では思いもよらないアイデアが出てくるかもしれません。しかし、それは本当に自分の思いが反映されたものでしょうか?AIが出してきたアイデアをそのまま採用するのは危険です。

(2) 責任の所在が曖昧に
AIが出してきたアイデアを採用した結果、問題が生じた場合、責任の所在が曖昧になります。「AIが出してきたから」という言い訳は通用しません。最終的な判断は自分で下す必要があります。

3)正しいマインドマップ・マンダラートの使い方

(1) 自分の思いを反映させる マインドマップやマンダラートを作る際は、自分の思いを反映させることが大切です。AIに頼りすぎず、自分の頭で考えることが重要です。

事例:大谷翔平選手は、高校1年生の時に「ドラフト1位指名」という目標を中心に、マンダラートを作成しました。そこには、目標達成のために必要な要素が細かく書き込まれていました。これは、大谷選手自身の強い思いが反映された結果です。

https://nikkan-spa.jp/1468704

(2) ツールに振り回されない
マインドマップやマンダラートはあくまでツールです。ツールを使いこなすのは自分自身です。ツールに振り回されず、自分の思考を整理するために活用しましょう。

4)マインドマップ・マンダラートを通じた成長

(1) 思考力の向上
マインドマップやマンダラートを継続的に使っていくと、思考力が向上します。頭の中で情報を整理し、関連性を見出す力が養われます。

(2) アンマインドマップの境地
最終的には、紙に書かなくても頭の中でマインドマップを組み立てられるようになります。これを「アンマインドマップ」と呼びます。思考の整理が自在にできるようになれば、大きな成長と言えるでしょう。

事例:フィンランドの教育現場では、マインドマップが積極的に取り入れられています。子供たちの高い思考力は、マインドマップの活用が一因となっていると言われています。

筆者が作成したmindmap

5)AIを活用する際の留意点

(1) アイデア出しのサポートツールとして
生成AIをマインドマップやマンダラート作成のサポートツールとして活用することは有効です。ただし、AIに頼りきるのではなく、自分の思考を深めるためのツールと割り切ることが大切です。

(2) 最終的な判断は自分で
AIが出してきたアイデアを参考にするのは良いですが、最終的な判断は自分で下すようにしましょう。AIのアイデアをそのまま採用するのではなく、自分の頭で咀嚼し、取捨選択することが重要です。

さいごに

マインドマップとマンダラートは、正しく使えば非常に有益なツールです。しかし、手段と目的を取り違えたり、AIに頼りすぎたりすると、かえって危険な面があります。ツールの本質を理解し、自分の思考を整理するために活用することが大切です。AIは助けにはなりますが、最終的な判断は自分で下すことを忘れないでください。

いかがでしたでしょうか?
すこしでもみなさまの気づきになれたのであれば幸いです。
ではまた。

#マインドマップ #マンダラート #思考整理 #生成AI #目的と手段

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※音声収録のポッドキャストではテキストには載っていない㊙話も。 ぜひ、ものは試しに聴いてみてください。


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