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ジャイアンから学ぶ情に厚く、自分中心で生きる生き様。

どーも、

僕はスネ夫よりの性格、

ぺけぽんです!

真面目な事、書きすぎて疲れました。
いつもの真面目系noteをやめて、自分なりに今回は書かせていただきやす。

ドラえもん知らない人いませんよね?日本の国民的漫画ドラえもん。世界中でも知れ渡っているはずです。その中でもジャイアンというキャラクターに注目したいと思います。

まずは、ジャイアンのプロフィールをどうぞ。

ジャイアン(本名は剛田武)。
6月15日生まれ。妹がいて名前はジャイ子。
身長体重は分かりませんが、クラスメイトの誰よりも体は大きいです。

性格を知らない人はいませんが、暴力的で自己中心的な利己主義者でありますね。人の物を盗るのは勿論、殴ったり蹴ったり、短気で乱暴な言動が多いです。まぁここら辺は誰でも知っていますよね。

しかし、義理堅く涙脆い一面もあります。のび太やドラえもん等の主要キャラクターが、ピンチに陥るとすぐに駆けつけ助けようとします。義侠性があり、男気や人情に溢れた性格を映画版では特に感じることが出来ます。そんなジャイアンの有名なセリフの1つとして「心の友よ!」

ジャイアンが自分の為に良い事をしてくれると、心の友よ!と叫んで親友扱いをします。しかし、これにもドラえもんの道具を借りる為に言っている場面もあるため、後々考察していきたいと思います。

まずは良い所を見ていきましょう。

・とにかく情に厚い男。
・妹思い(家族思い)。
・ピンチな時にのび太(友達)を心配する。
・空回りするだけで悪気はない。
・良くも悪くも自分中心で生きている。

やはりジャイアンという男。人情を大切にする男です。 普段は威張り散らしていますが、いざドラえもんやのび太にとって強敵となる相手が出現すると、持ち前の男気や勇気を果敢に用いて挑みます。

ドラえもんのび太のアニマル惑星でスネ夫が友達を見捨てようとする時に放った一言。
男気が溢れています。

そんな彼は妹思い。漫画家志望の妹は締切目前にも関わらず、一切手を付けていなかった。所謂、スランプだが、ジャイアンはまるで自分のことかのように、考えドラえもんやのび太に助けを求めるシーンもあった。結果的に行き過ぎた過保護により妹自身に怒られてしまう始末ではあるが、そこまで、妹、家族の為に行動を移すことが出来る男である。

そう、彼は良くも悪くも自分本位で行動する男である。自分に素直であり、自分の中にある信条、いわばブレない軸がある。その軸は例え自分の身が危険に晒されると分かっていながらブレる事の無い確固たる軸である。そんな訳で上記の一コマの様な発言がスっと出る。

この自分に素直な軸、案外ブレてしまう事が多い。何故なら、この世界は自分以外に70億ものの人がいて、それぞれが違った思考を持っている。お互いがお互いに批評し、そういった思考の衝突、認識違いの認識で自分の型を成形していく。更に人という生き物は集団で生き、何かに依存していかなければ生きていけない弱い生き物である。そんな中で、自分の思考がマイノリティであった時に考え、軸をブレずにいられるだろうか。しかし、ジャイアンという男は周りに反対されても仲間を助けに行くほど自身の中に確かな軸がある。ジャイアンという男は小学生にして完成されているのである。

「ジャイアニズム」と呼ばれるこの考え方。元々はのび太がなくした物を一緒に探す時に述べた言葉である。友達のために行動し、時には共通の友達を納得させる。流石は情に厚い男。

では、こっからは悪い所を見ていきましょう。

・「ジャイアニズム」自分本位な利己主義。
・支配的思考と意外なずる賢さ。
・自分本位な尺度による配慮の欠落。

「お前の物は俺の物。」有名なセリフですが、それをいいことに、こんなことも言っています。

理不尽にも程がある。
「俺が金を返さないみたいな言い方だな。いつ返さなかった!?永久に借りておくだけだぞ。」そんなセリフ言ってみたいものです。(クズ)。他にも野球のメンバーが足りない時に、嫌がるのび太を無理やり誘ったり、スネ夫のおもちゃ奪ったり、あまつさえ、壊したりします。しかも、壊したおもちゃの責任を逃れようともします。本当にあなたは義理堅い人なのでしょうか?二面性を持つサイコパスにしか見えなくなりました。

更に、自分本位な性格のため、自分の言動が全てです。他者が自分に対し反抗的な態度を取るとねじ伏せようとします。顕著に見られるのは、暴力でしょうか。のび太でもスネ夫でも他のクラスメイトでも自分に対し反対案を出してきたら力で意見を弾圧します。一見、力でねじ伏せる考えを持っているため、口はあまり上手くないのではないか、と考えてしまいますが実際はスネ夫並みのずる賢さを持ち合わせてもいます。それが漫画として書かれたのが、「世の中嘘だらけ」の回。

アイスのお使いを頼まれたのび太に、ジャイアンは冷静且つ言葉巧みにのび太を騙し、結果的に50円で100円のアイスを得たのです。その後のび太はギシンアンキという相手を騙すひみつ道具を用いて、ジャイアンを言い負かそうとし、-50円の損にあるにも関わらず、100円寄越せと騙そうとします。追い詰められ冷静でいられなくなったジャイアンは、逆ギレしいつもの暴力で解決しようとしますが、根性の座ったのび太はもう止まりません。ジャイアンが引いてしまうほど諦めが悪くなります。最終的にジャイアンは諦めの悪いのび太に対し再度、言葉巧みに騙し、50円払って解決する、というお話です。

こちらのサイトに詳しい内容が書かれているので、気になった人はぜひ!http://korokobo.michikusa.jp/u_uheei/dra_gisin/P01.html

ギシンアンキの回。何事に対しても疑う事を覚えたのび太はジャイアンの暴力には屈しません。

ジャイアンはある程度の悪知恵が働くため、ドラえもんの道具を借りる時にも「心の友よ!」を用います。ドラえもんやのび太からしたらそのセリフはジャイアンが本当に感動をした時に言うセリフだと思い込んでいる事をジャイアンはきちんと理解しているという事なのでしょう。

そして極めつけはジャイアンリサイタル。ジャイアンの歌は窓ガラスにヒビを入れ、聞く人の気分を不快にさせる最悪の歌。外部不経済となっていますがそんなことはお構い無し。配慮などありません。自分のやりたいようにやる。今は小学生だから良いものの、大人になると必ず反感を食らいますよね。

自分の思い通りにならないと暴力が出る。この1ページで3人の特徴が出ており分かりやすいですよね。

そんなこんなでジャイアンを見てきましたが、最後に1つ、見てもらいたいシーンがあります。

「のび太の結婚前夜」より。
野郎だけで結婚前夜にどんちゃん騒ぎ。気分を良くしたジャイアンが歌を歌います。それを「下手くそー!」と茶化すのび太。それに「なにをー!」とじゃれ合うジャイアン。彼ら4人は大人になったにも関わらず、小学生からの繋がりが続いていたのです。その友情を繋ぎ止めていたのは誰なのか作中では語られませんが、僕はジャイアンだと思います。何だかんだ友達が好きなのだと思いますし、男気が強い彼なら納得でしょう。

僕は小学生からドラえもんを読んでいたし、友達も沢山いました。しかし、大人になった今では仲良かった友達はどこへ行ったやら分かりません。友達になるのは簡単ですが、友達で居続けるのはとても大変なことです。彼らのような友情を見習いたいですし、他者のヤジを笑って見過ごせる器の大きい男になりたいですね。

自分本位で我が儘でガキ大将ですが、誰よりも仲間思い、家族思いの男気溢れる情の厚い男、それがジャイアンです。

そんな男を、僕は目指していきます。

如何でしょうか。漫画のキャラクターとはいえ、彼らにも軸や信条があるはずです。他のキャラクターで、探してみてはどうでしょうか。

ではでは。さいなら〜。

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