自称レイプ被害者の伊藤詩織さんがあの岩波書店から刊行した「裸で泳ぐ」。
読む前は身辺雑記にすぎないだろうと勝手に予想していましたが、よい意味で裏切られました。
前著「Black Box」では簡単にしか触れられていない中学時代の大病についてさらに詳しく書いてくれていました。
これを削らなかった岩波書店の編集者・堀由貴子さんに感謝です。
それにしても病名は何でしょうか?
彼女が入院していた『国立成育医療研究センター』(P84)の医師は病名を告げなかったのでしょうか?
病名を書いてしまうと「それって完治しない病気じゃないの?」みたいに尻尾をつかまれるから隠しているのでは?
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なお、詩織さんは現在、過度のストレスを感じると自動的に睡眠モードに脳が切り替わるそうです。
睡眠モードというのは嘘で、中学時代の大病が未だ尾を引いていて失神が常態になってしまったのではないですか?
失神癖が明らかになってしまうと「もしかしたら鮨屋のトイレで倒れたのも持病のためでは?」と周囲の人間に気づかれてしまうから、ストレスで眠ってしまうという話を創作したのでは?
詩織さんは「Black Box」の中で失神や体調不良に突如襲われるさまを描写しています(P68、P105、P152、P227)が、ストレスで睡眠状態になるなんてことは書いていません。
後になって設定を付け加えたり、変更するところに詩織さんの告白芸の特色があります。
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何度も繰り返しますが、私は詩織さんの鮨屋のトイレでの失神を含む体調不良は血管迷走神経反射あるいはこれに類するものではないかと考えています。
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おまけです。
「伊藤詩織=精神疾患」説について
紅而note
2020年8月9日
https://note.com/774weco/n/n45b25c3b2eb1
詩織さんは「**のせいで体調を崩した」的表現をよく使うけれど
紅而note
2021年1月24日
https://note.com/774weco/n/n9ea53ed7e1e4
詩織さんの鮨屋トイレでの意識喪失は迷走神経反射では?【訂正】
紅而note
2021年4月11日
https://note.com/774weco/n/nbb4ea092fe61
詩織さんの病気と鮨屋のトイレでの失神
紅而note
2020年8月15日
https://note.com/774weco/n/n92a978ddeb9b