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上田ちまき
2020年11月30日 22:38
『いやいやえん』や『ぐりとぐら』の著者として知られる中川李枝子さんの育児の本。大村百合子さんの挿絵の懐かしさとかわいさにほっとする。いまの時代の育児スタンダードにそぐわないところももちろんあるけれど、子どもがいかに愛らしい生き物であるかを思い出させてくれるあたたかい作品。育児に疲れたときに読めば、そっと背中を押してくれるような言葉があふれていて、何度も読み返したいと思った。読んで良かった度
2020年11月21日 21:46
読んでいて、涙が出る。よかれと思ってこどもを追いつめる親。程度の差こそあれ、こんな話はあちこちの家庭にゴロゴロと転がっているのじゃないだろうか。就職するための学歴、学歴を得るためにする勉強、そんなもののために親子のしあわせが奪われるのはせつない。ひとは、他人の人生の主人公にはなれない。だれかの人生に過度に期待することもプレッシャーをかけることもしてはならないと思う。読んで良かった度 ★★