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ブックカバーチャンレンジ(3/7)

しあわせ持ちになれる「お金,仕事,投資,生き方」の授業‐実況!「ハッピー・マネー教室」
創成社
著:岡本 和久

<金融、長期投資、価値観、瞑想、ライフスタイル>
元外資系金融の日本法人社長で、日本で現在普通に行われているポートフォリオを考えてリスク分散運用をする。というごくごくあたりまえの考え方を日本に紹介し日本の企業年金運用の世界を一新された方の本。

その昔、仕事で自分が勤める会社の企業年金資産の運用担当していた頃「へー、企業年金運用ってこうするんだ..」金融機関の人や年金基金の人がこぞって「"連合会"が言ってるから..」という一声で運用方針が右向け右!!っていう感じで言うことを聞く連合会(今で言うGPIFみたいな組織)ってどんなところ?と思っていたが、実はこの連合会こそ岡本さんが開拓したお客さんだった..と、ずーっと後に知ることになる。

ともあれ、この本の中身は金融のギスギスした話とは関係なく、「お金はそもそも感謝の印、ありがとうの交換」というところから始まり、個人での長期投資を行うにあたっての基本的な知識(リテラシー)とその為に必要な心構え(心の整え方)が大切だと..そのためには瞑想(TM瞑想)を進めておられている。
多くの人は「お金持ちになりたい」というけれど、それ以上に「幸せ持ちになろう」というお考えに共感しています。

あくまでも、自分の場合ですが、投資を始めた頃は「儲けたい」、長期投資を理解できるようになると「守りたい」に変化していき、最近では「お金に頼らない」というふうに、徐々に資産運用の考え方が変化しているな~と自分ながらに感じていたりします。

最近の岡本先生は「ハッピーマネー教育」を活動を熱心にされており、共感に基づいたお金の使いかたの大切さを紐解いておられる。
この本は、岡本先生へある相談を持ちかけたときに、ご本人から何も言わずに渡された本でもあり、その時にサインを添えて頂けた。

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