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「ぼけっと」は翻訳できない日本語だそうだ

よく行くご飯屋さんにで「翻訳できない世界のことば」という本を手に取った。世界各国にある、他の言語には翻訳できない言葉が載っている本だ。

例えば、フィンランド語で「PRONKUSEMA」とは「トナカイが休憩なしで移動できる距離」だそうだ。たしかに、これは日本語に翻訳できない。日本人には馴染みのないシチュエーションだ。

逆に、我らが「日本語」からどんな言葉が選出されているのかと探してみる。「ワビサビ」と「ぼけっと」が載っていた。

「ワビサビ」は予想できたが「ぼけっと」とはちょっと意外だった。そして翻訳する言葉がないということは、他の国の人はあまり「ぼけっと」しないのかもしれない。

今まであまり「ぼけっと」することにメリットを感じていなかったのだけども、それが「日本人特有のもの」と言われたとたん、なんだか「ぼけっと」したくなるから不思議だ。

そうだ、これからはもっと積極的に「ぼけっと」しよう。そう思ったはずなのに、今僕はカタカタとキーボードを叩いている。矛盾、なう。

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■この文章を書いた人
ナナシナタロウ
31歳から音楽活動を始めた、少しスロースターターなヒト。よい語感が好き。文章書くのも好き。熊本出身、福岡在住の無所属シンガー。LIVEではアコギやエフェクターと弾き語るスタイル。引きこもって創作活動に励む。右利き。


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