VRからコントローラがなくなる日

　こんにちは、すべてのVとバーチャルとリアルを繋げるバーチャルコネクターの撫子大和(@Yamato_7d45)です⚔

VRデバイス　Oculus Questについての新情報が出たので紹介します。

　今回開かれたのは、Oculus Connect 6(OC6)というイベントで、Facebookのマークザッカーバーグ氏などが登壇し、Oculusの最新情報をプレゼンする場でした。

 ”Day 1 Keynote | Oculus Connect 6 ”より

これに即していくつかの面白い情報を紹介していきいます！

・Oculus Questのハンドトラッキング対応

コントローラなしで、手のみで操作可能になります。
2020年初旬に実装予定とのこと。

”Hand Tracking on Oculus Quest | Oculus Connect 6”　より

・QuestのRift化

Facebookがずっと悩んでいたのは
「VRデバイスはPCと接続すべきか・独立させるべきか」ということでした。
ゲーミングPCと繋げることで高品質なゲーム体験を提供できるが、独立型じゃないと手軽さと身軽さを実現できない。

結論として「両方必要」という答えになり、導き出されたのが
”Oculus Link”という機能。

Oculus QuestをUSB Type-CケーブルでPCと繋ぎ、Oculus RiftS用のソフトを対応させるというものです。
今年の11月にベータ版が実装する予定。

VRソーシャルプラットフォーム"horizon"

　動画を見たほうが早いかも…

”Welcome to Facebook Horizon”　より

いわゆる北米版VRchat, cluster, ambrということでしょうか　笑

ぼくが面白いと思ったのはワールド作成です。
現実のレゴや積み木のように、VRを駆使して直感的に作ることができるようです。

既存のもの、たとえばUnityでも3Dマップを作ることは可能ですが、PCという小窓から３D空間を覗き込む形になるので、どうしても視点移動が煩わしかったです。
2次元で3次元を扱おうとしてるわけですからね。無理もありません。

その点horizonは、3次元で3次元を取り扱うので、違和感なくクラフトできるのではと期待しています！

 また、AC6現地組によると、horizonの登場によりFacebook Spacesとroomsが10月25日をもってサービス終了するそうです。

・VR本格FPS登場

　個人的にゲームは大好きなので嬉しいニュースです。
メダルオブオナーの最新作がVRで出ます。

これこそ動画をどうぞ！

”Medal of Honor: Above and Beyond | Oculus Rift Platform”　より

個人的にゲームが大好きなので、VRで本格的なFPSの登場は楽しみです！
（メダルオブオナーはPS2の史上最大の作戦でお世話になりました…）

といった感じでした。
世界の流れは確実にレディプレイヤーワンじみてきましたね。
GoogleもFacebookもApple(たぶん)もARやVR分野に大きく参入している中で、日本がどう立ち回るのかとても興味深いです！

ここで国内の状況を少し。
Vケットこと、バーチャルマーケット３が開催されました。

【重要再告知】
Ｖケット３の開催期間を延長致します

月曜日に起こりましたVRChatに接続できない状況を受け、皆様にVケット３をよりお楽しみいただくために、
開催期間を【9月28日(土)23:00まで延長】しております。

引き続きVケット３をお楽しみ下さい！#vket #Vケット pic.twitter.com/NRDjzUQYdd

— バーチャルマーケット /Virtual Market (@Virtual_Market_) September 26, 2019

VRChat上で3Dモデルの販売ブースを出すイベントですが、ワールドの作りや場の雰囲気にすごくワクワクします。

また、日本ではVTuberの人気があり、海外とは少しちがった状況なのも確かです。
日本がどう立ち回るのかとても興味深いです！(繰り返し)

ではでは～⚔