旅する道、長野へ
愛知の隣県、愛する長野県。どこへでも旅できることに定評のある小牧JCTから中央道へ乗り込みひたすら真っ直ぐ車を走らせると、岐阜を通り過ぎてやっとこさ着くのが長野県である。隣県だけど、静岡と長野は行くのに時間がかかるので遠出感が得られる(岐阜は15分で行ける)。
※小牧JCTとは、東は東名で東京、西は名神で大阪または東海北陸道へ、南下すれば名古屋高速、中央道に入れば多治見土岐を経由して長野山梨などの信州に繋がるJCTである。Michipediaより。
今回の長野旅は、南信州エリアである諏訪湖を中心とした、前支社の先輩がたとの女三人旅だった。ちなみに三人のLINEグループ名は「〇〇社の戦友❤︎」である。
諏訪市に到着
SAで蕎麦をすするなどしながら午後二時ごろに到着した我々、とりあえずおやつをいただくためfumiさんへ。入るとぱっと見雑貨屋さんだけど、奥に喫茶があるのだ。焼き菓子も売ってます。
入店しメニューを見ると「うっっっ、決まらねえ、、」と三人とも唸ってしまうくらい、ドリンクに迷った…!!なんとか選び抜いたのがこちら。
先輩ふたりはレモネードとエルダーフラワーのソーダ、私はレモネードのクリームソーダ🍋GRのことを「なんか綺麗に撮れるカメラ」と記憶してるらしく、ドリンクが集合したの図です。逆に構図がむずいよ。
か、かわいい、、、
なんかもう佇まいからして素敵が過ぎるな、、?こんな綺麗なレモンクリームソーダ、人生で初めて見たよ。好きなものと好きなもののコンボ素晴らしい。
スイーツはチーズケーキをチョイス。レモンの輪切りとちょこんと添えられたローズマリーが可愛らしいね。サワークリームの効いた滑らかな生地に、ザクザクのボトムが最高に美味しい。
幸せなおやつタイムでした。
諏訪湖を散策
お宿にチェックインし、夕飯まで時間があるので諏訪湖をお散歩することに。少し曇っていたせいもあるけど、明らかに愛知の灼熱盆地より涼しい。標高の高さってすごい。水辺だからというのもあるのだろうか。とにかく涼しい。ちなみにめっちゃ湖の中入ってる感じしますけど石の上にいます。
遊歩道になぜか足ツボコースがあったのでみんなでとりあえず通ってみる。顔は見えませんがアホみたいにげらげら笑ってます。日頃の不摂生が足の裏に凝縮してるのかな……てな痛さだったけど、終わったあと気のせいか足が軽くて「なんか…毒が抜けたかもしれない…」とみんなで納得しながらお宿への道を歩いた。
ではではお楽しみの…
ひとっ風呂浴びて浴衣に着替えたら、お待ちかねのお夕飯ターーイム🍚🥩🐟!!!にしても散歩と足ツボしかしてないのにお腹は減るもんなのだな。
なんと今回の旅、先輩の夫さん(元同僚)がお宿探しをしてくれたらしく「ここ美味しそうだよ」と言って予約してくれていたという事実を知り、「〇〇パイセンまじ神ぃ……🙏」と手を合わせていただきますした。これは味噌汁の蓋をあけてにぱっとしてる幸せそうな私です。
信州牛さんをジュージュー焼く。牛脂でじっくり焼いたアスパラ、めっちゃ美味だった……!!
2日目の朝
お宿で朝ごはんをしっかり食べ、満腹中枢を満たした状態で向かったのは、諏訪市にある太養パン。
昔ながらのカウンター方式のパン屋さん。朝9時過ぎに着いたのでたくさんのパンが出揃っていた。カウンター方式、頼む時に「これ……どこで止めればいいんだろう……」ってなっちゃうな。永遠に欲しいパン言っちゃう。
えーーー!サンドイッチ美味しそう!ここでモーニングしても良かったなと思うくらい、満腹のはずなのに購買欲を掻き立てられるパン屋だった。それぞれお土産やおやつ用に買って退店。
ひっきりなしにお客さんがやってくる、活気のあるお店だったなあ。見ると大正時代から続くパン屋さんなのだとか!地元に愛されてるパン屋ってほっこりする。
霧ヶ峰へ
諏訪湖からビーナスラインへ続く一本道をぐねぐね上がっていくと、霧ヶ峰の湿原に到着。車から降りてお散歩へ。この日の天気は曇り、そして霧ヶ峰という名の通りめっちゃ濃霧。というか、私がカメラの設定を間違えていたため、霧ヶ峰で撮った写真はもれなくめっちゃ白い。人も山も花も何もかも露出限界値みたいな明るさ。
ひたすら眩しい画面をどうぞ
後日見てもやったら眩しい。2年経ってもGRを使いこなせてないの笑ってしまうな。
山の上の喫茶店
霧ヶ峰の湿原にぽつり、小さな喫茶店が佇んでいる。ころぼっくるひゅってである。
大自然を一望しながら温かい飲み物がいただける、なんともありがたい喫茶店である。なんと奥には暖炉が!(8月末だったけど、それくらい寒かった……)
熱々のロイヤルミルクティに、艶々のアップルパイを注文。朝ごはんはもう消化したから。
このロイヤルミルクティがほんとに美味しくて、マグカップが熱をずっと持っていてくれて、それがやたら身体に染みた。帰り際キッチンがチラッと見えた時にマグカップを大きな鍋で温めてて、ああこのおかげであんなに暖かかったんだなあと、心もじんわりしながら退店した。
夏なのにこんな寒いってことは冬は雪で埋まってるんだろうな……。夏の避暑地でした。
長野旅の〆といえば
長野のご当地スーパー・ツルヤに関しては、肉村さんの軽井沢偏愛noteで知ってからというもの、長野に行くたび必ず寄っているスポットになりつつある。詳しくはこちらをご覧いただきたい。
正直私の趣味に付き合わすことになるので「あの…高速乗る前にちょっと…寄りたいスーパーがあるんだけど……」ともじもじ言ったら「行こう」と即レスされた。完全に甘やかされている。先輩ありがとう。
っかーーー!!ツルヤに!!きた!!
先輩たちもツルヤに入った途端カゴを手に取り、一心不乱に商品を吟味していた。ふだん単独行動をしないタイプのふたりだが、途中から完全にそれぞれでツルヤ散策をしていた(のちにジャム売り場で再会を果たす)。
ふと気づくとカゴが埋まっている、ツルヤが魔境と呼ばれる所以である。初めて来たふたりは私の倍興奮してた。レジを通ったあと「予想以上に買ってた……」とこぼしていた。
最後はSAでのんびり
諏訪湖SAにて昼食兼おやつ。太養パンで購入した牛乳パンと、ツルヤで買った信州八ヶ岳のむヨーグルト。乳製品だいすき🐄!!
ふっかふかのパンに甘〜いミルククリーム!諏訪湖を眺めながら大きな口をあんぐり開けて食べる牛乳パン、最高だった。
このあと信州割のクーポンを消費するためお土産屋さんで買い物して帰ったんだけど、先輩がぼそっと言ったのが「大きい声で言えないけど……なんかツルヤほどわくわくしなかった……」魔鏡の力は凄まじい。
旅する道、長野でした
この写真はころぼっくるひゅっての店内。短めの一泊二日だったけど色んなものにシャッターを切ったなあと感じる。自然も人もお店も食べ物も、心の琴線に触れたものが多かったのかな。
大好きな信州、また冬にも訪れたいな。では今週末、これにて!
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