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心の向きの違い

少し前の話になりますが、広島県と長崎県で平和記念式典が行われました。

毎年行われておりますが、今年は海外紛争の影響から、駐在大使の問題など、いろいろなことが取りざたされた平和祈念式典でした。


こちらの問題に対して、どうこうと意見を述べるつもりはありませんが、師匠から教えていただいたお話を思い出しましたので、記しておこうかと思います。

戦争や紛争に対してnoと言った偉大な先人たちの中にマザーテレサやマハトマ・ガンディーがいました。

マザーテレサは平和を祈念する会などには参加したそうです。しかし戦争に反対する運動や活動には参加しなかったそうです。マハトマ・ガンディーもはじめはそうでした。非暴力や不服従を唱えていましたが、次第に反戦運動に変化していきました。マハトマ・ガンディーはどこかで道を間違えてしまったのでしょうか?私にはそれはわかりませんが、平和を願う心と戦争に反対する心とは別のもののようです。

意識の方向を考えたときに、平和を意識するか戦争を意識するか。もちろん戦争に反対という方向の意識ではありますが、平和と戦争では意識の向きようが異なります。

いつも私たちはものごとの本質を見失いやすい。
汝みるものを受け継がん。
だったら、私は何をみたいだろうか。

そのようなことを振り返った平和祈念式典でした。
みなさまは如何様に考えられたでしょうか?


読んでくださってありがとうございます。とてもうれしいです。