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やめるときも
何かを始めるときも何かをやめるときも、それは新しいスタートなんだからいいときを狙ったほうが確実にいいことになる。
擇日という技法があります。それは何かをするのにいい日を選ぶこと。何かをするのによくない日を避けることです。テレビや雑誌なんかの占いコーナーでみた、ラッキーデーに好きな人に告白したり、積極的に話しかけたりして。アンラッキーデーにはまっすぐ家に帰るようにする。そういうことをやった経験って誰しもあると思うのですが、そのように日を選んで行動するということは太古の昔から行われてきていました。
その積み重ねてきた知識と膨大な数の研究結果から残ってきているのが擇日の技法です。
多いのが、起業する日や会社を立ち上げる日にどういった日がいいのか?というような相談を受けますが、それだけではありません。ほんとうは起業するために前職の会社を退職する日も選んだほうがいいのです。
やめるときは新しいスタートの日です。新しい会社に入るとか、新しい会社を立ち上げるときは新しいスタートでしょう。しかし自分ではひとつのことが終わった。終着点と思っていてもそれはかならず新しいスタートなのです。
退職する日、なにかを辞めるときを相談してこられる人はほんとうに運がいい人なんだなぁと思います。
別の角度から表現してみましょう。
お互い好き同士になった結果、結婚しようとなったおふたり。そのふたりの間にもすきま風が吹き始め、なんだかすれ違いの日々が続き、口を開くとため息や不満ばかりがつくようになりました。
とうとう別れようか、という話になった時に吉日を選ぶでしょうか?ほんとうならその日も吉日を選ぶべきなのです。離婚や別れは新しいスタートではないのでしょうか?よくないスタートを切ったらその後の生活もよくなるはずがないのです。よくなるとしても時間がかかるでしょう。そのときの自分の運や陰徳の積み方によっても変わります。
やめるときは次のことに目が行ってしまい、過ぎ去ったこととしてもう考えることもできないかもしれません。もしかしたら、別れの辛さに打ちひしがれているかもしれません。
だからこそ、擇日すべきなのです。
擇日は趨吉避凶です。凶を避け続け必然的に吉に至る、です。
生活にもともと根付いている擇日法ですが、より有効に活用してみたいと思いませんか?ぼくは思いますね。「あちゃ~!今日は帰ろ」そう思うこともしばしば。でも大きな災難よりも絶対にいいですもんね。
本日もお読みいただき、ありがとうございます。
読んでくださってありがとうございます。とてもうれしいです。