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アメリカ人の本音は「トランプ勝利」

なんとなくタイトルが気になって読んでしまった記事です。アメリカの次期大統領は現在の大統領トランプさんと民主党の代表バイデンさんの一騎打ちです。

アメリカの大統領が誰になるのか?は日本のみならず、世界に大きな影響を与えるため、ぼくもとても気になっています。



米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティックス」による各種世論調査の平均支持率(2020年9月3~15日実施)をみると、民主党大統領候補のジョー・バイデン前副大統領が49%、共和党大統領候補のドナルド・トランプ大統領が43.1%で、同前副大統領が約6ポイントリードしています。

日本でも報道されているようにトランプさんはやや劣勢のようです。

ただ、「選挙でどちらの候補が勝つと思いますか」という質問に対して、44.1%がトランプ大統領、41.3%がバイデン前副大統領と回答しました。トランプ氏が約3ポイント上回っています。 

支持率ではトランプさんは劣勢のようですが、それでも最終的に選ばれるのはトランプさんじゃないか?と思われているみたいですね。

それを裏付けるのが

9月29日に開催される「大統領候補による1回目のテレビ討論会でどちらの候補が勝つと思いますか」という同調査の質問に関しては、47%がトランプ大統領、40.9%がバイデン前副大統領と答えました。こちらはトランプ氏が約6ポイントもリードしています。
全体の支持率ではバイデン氏が上回っているのですが、米国民の本音は「トランプ勝利」のようです。

トランプさんもバイデンさんも大統領選挙の大詰めですので、さまざまな戦略で支持してもらおうとしているようです。

トランプさんは、

コロナ禍のために収容人数が2万人規模のアリーナで大規模集会を開催できないトランプ大統領は、激戦州を大統領専用機(エアフォースワン)で周り、空港の格納庫及び屋外に支持者を集めて集会を開催しています。

大統領専用機で選挙区を回るなんてすると日本じゃえらいことになりそうですが、さすがアメリカって感じですね。

さらに、

驚いたことに、同委員会のフィールド・ディレクター(地上戦の責任者)が、このコロナ禍にもかかわらず、8月に毎週100万軒以上の戸別訪問を実施したと、米メディアに明かしました。同委員会は、終盤戦において新型コロナウイルス感染リスクの危険性を二の次にして、従来型の選挙運動を展開しています。

コロナなんて、そんなの関係ねぇー!です。

一方、バイデンさんは、

マスクを着用し、ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)を保って少人数の支持者と対話を図っています。トランプ・バイデン両陣営の選挙運動スタイルの相違は、終盤戦で一層明確になってきました。バイデン氏は支持者の命を最優先した選挙戦を展開しています。

全然違いますね。

これは全く正しい判断ですが、トランプ氏と比較すると露出度が低く、しかも支持者の熱意を高められず、非効率的な選挙運動を行っていると言わざるを得ません。

記事では厳しい言い方をされてしまっています。命を最優先にした戦略よりも、そんなの関係ねぇー!が注目されてしまっているというのですから。

トランプさんのメッセージもすごいです。

トランプ大統領は集会で「我々が勝つと米国が勝つ」と語気を強めたうえで、「バイデンが勝つと中国が勝つ」「バイデンが勝つと暴徒が勝つ」「バイデンが勝つと無政府主義者が勝つ」と主張して、4つのメッセージをセットにして畳みかけます。これらのメッセージの意図は、有権者が非好意的に評価する「中国」「暴徒」「無政府主義者」とバイデン氏を結びつけて、同氏に否定的なイメージを植えつけることです。

トランプさんはこのようにかなり強烈なメッセージを投げかけています。火好意的に感じているものからバイデンさんをイメージしてしまうようでしたら、さすがに投票はしませんからね。

しかし、

トランプ大統領の最大の弱点はコロナ対応であることは言うまでもありません。
トランプ支持者の中にも、コロナ対応に不満を抱いている者がいる
バイデン前副大統領は終盤戦でトランプ大統領のコロナ対応の失敗に攻撃の的を絞り、「隠れバイデン」票の掘り起こしを図るでしょう。

今度はバイデンさんが反撃する番でしょうか?どのような展開になるのかわかりませんが、アメリカ大統領選挙は世界を揺るがす大きな出来事ですから注目しないわけにはいきません。

日本を取り巻くさまざまな出来事にアメリカのひとつの選挙の勝敗は大きく関わっていることでしょう。

アメリカ大統領選挙は他国のこととはいえ、ほんとうに無関心でいられません。日本の総理大臣が誰になるんだろう?よりも下手したら優先事項になるかもしれませんからね。


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