見出し画像

四柱推命命式の活用術:人間関係をスムーズにするためのコミュニケーションのコツ

 四柱推命の便利なところというか、これから鑑定を受けてくださる方や相談をされる方の推命命式がわかるととてもありがたいです。

 四柱推命は生年月日から命式というものを作成します。陰陽五行理論を基にして、それらを読み解いていき、結果として恋愛がどうとか仕事運がどうとか判断していくのです。

 実際に鑑定の現場ですと、鑑定の依頼をしてくださる方に悩んでいることがある、相談したいことがあるわけです。ですので、鑑定現場でも「わたしの○○はどうでしょうか?」とか「わたしこれから○○しようと考えているのですが、うまく行くでしょうか?」というような内容のものが多いです。

 鑑定現場でもそうですが、単に「相談したい」というご依頼でも四柱推命命式がわかっているというのはとてもありがたいです。



悩みの種類

 「運がいいんですか?」「運が悪いんですか?」って聞かれます。「結婚はできるでしょうか?」とも質問されます。「子宝に恵まれるでしょうか?」とも聞かれます。「経済的に不安があるんですけど、よくなるでしょうか?」。悩みにはいろいろな種類があって、その人それぞれに悩みがあります。

 悩みの内容は違えど、その大きさや重さは変わりはありません。重く言って来る人でも軽く言ってくる人でも、その重さはこちらからはわかりません。「その程度の悩みなら軽いもんだろう」そのように高を括ることは厳禁です。その重さは他人には計り知れないものです。

 

 四柱推命では運氣の流れが読めるようになっていて、ある運氣の時にはあることに対して悩むとか囚われるというように出ています。たとえばいいように作用すると経済的に恵まれるだけど、反対に作用すると経済問題で悩むになります。過去にあるのか?現在にあるのか?です。その人の悩んでいることって何だろう?って、悩みの種類が判断しやすくなります。

これからどうやっていきたいか?

 悩みは過去のものや現在のものばかりではありません。これからのこと、未来のことも悩みになります。

 「○○したいんですけど、どうでしょうか?」「○○に向いているでしょうか?」過去は過ぎ去ったもの、現在は苦しいけれど何とかやって来れているもの。じゃあ未来に希望は持てるのか?というのは知りたくなります。

 いま大切にしていることが変わるなんて誰も思っていません。「独立したい!」なんて、いまのいまだけ持っている熱い思いなのかもしれません。その道を行くも帰るも自由ですが、変化を読むことができることは重要なことだと思っています。

たいせつにしている信条

 四柱推命命式にはその人自身がたいせつにしている信条のようなものも書かれています。その人の悩みが信条に基づいているものなのか?それとも単に運氣や時間の流れに基づくものなのか?読み解くことができます。

 その人が大事にしている信条ならば、うまく対応しないといつまでも信条から由来する悩みは改善しない。信条はその人の原動力だからです。信条がその人を彩るし、縛り付けます。

 悩み自体が信条から発生しているものなのかどうなのかというのは重要なことだと思います。

まとめ

 自分自身がどういう人なのかを知ることで悩みの大きさや重さが変わります。悩んでいる人は何に悩んでいるのかを勘違いしておられることがあります。

 四柱推命をうまく活用していくと、複雑に絡み合っている糸がほどけていくかもしれません。ぼくは四柱推命をそのように活用しています。いま起きている現象を解き明かすことができると、先行きがみえるし、安心します。嵐が過ぎ去るのを待つことができる、これってすごい安心します。


 本日もお読みいただき、ありがとうございます。





読んでくださってありがとうございます。とてもうれしいです。