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食べたらダメなものを知る方法

 暑かったり寒かったり、冷えたりのぼせたりというのが秋の特徴と言えるのかもしれませんが、この熱のあったりなかったりによって身体は大きな変化をきたします。熱を貯めこんだり放出したりするのが追いつかないのです。そういったことからさまざまな不調が起きることがあります。その中でも体内の熱と咳の関係に注目してみました。

 咳にもいろんな種類があります。
 その中でも最近多いのが肺に熱がこもった場合に起きる咳です。

 この熱を取ろうとして咳が出るのです。
 肺に熱がこもって出る咳の代表がぜんそくです。ぜんそくを持っておられる方も割りと多いようですね。ぜんそくの発作が出ないようにしないと一度発作が出てしますとたいへんです。

 大阪の医療機関に出張に行きますとそういった方が来られます。なんだかしばらくお顔を見ないなと思っていまして、そうしているうちにふと来院され、「実はぜんそくが出てしばらく入院していました」とのことでした。

 ぜんそくはつらいですよね。先にも言いましたがぜんそくは肺に熱がこもっていると考えます。

 他に肺に熱がこもって出る咳といえば、寝室に行って布団に入ったときに咳が出る人がいますよね。そういった方も肺に熱がこもって出るタイプの咳と考えます。

 そういえば学生の頃に旅行に行ったときに同じ部屋になった友達がそんな感じでした。それまでは普通に楽しそうに話していたんですけど、じゃあ寝ようかってなって敷いてある布団に入って電気を消したとたんにゴホゴホと咳をし出しました。学生の頃の旅行って電気を消しても終わらないじゃないですか?そこから話し込むものなのですが、なんだか咳込んでいましたね。その友人はいつも寝ようと思うと咳が出るんだよねって言っていました。でもぜんそくとかじゃないんだよねって。

 今思うと肺に熱がこもっていたんでしょう。

 この肺の熱を取る方法がありますのでご紹介致します。それは山椒やわさびを使うといいでしょう。山椒やわさびには放熱の作用があります。逆に控えなければいけないのはコショウです。とくに黒コショウは控えた方がいいと思います。コショウの系統は熱をうむ作用が強く、身体内に炎症反応がある人は咳に限らず控えた方がいい食材のひとつです。

 そういえば旅行のときはコショウのかかった鶏肉を焼いたものを食べていましたね。ちなみに鶏肉も身体に熱をうむ食材のひとつです。

 咳が出るとか出ないとかに限らず肺に熱がある可能性はあります。コショウのたくさん掛かった料理を食べたり、スパイスの効いた料理を食べたりすると肺に熱がこもる場合があります。熱がこもっているとかどうかを観る方法はその場所場所によってことなりますが、身体の部分を観ることである一定レベル知ることができます。

 たとえば肺の熱を知る場合はてのひらを観ます。てのひら側の指先の色を観て肺に熱があるかどうかを観ます。コショウを食べる前と後では指の色に変化があるかもしれません。でも実験するのはやめてくださいね。


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