見出し画像

『なんで僕に聞くんだろう』幡野広志(著)

私も「なんで私に聞くんだろう」って思うことが
多いなぁと感じていたので軽い気持ちで手に取り
ました。

Webメディアcakesっていうのがあって、
そこで連載されていたものが本になった
そうです。

【引用①】

 自分の答えと周囲の答えが合わなかったとき
に、人は不安になり悩んでしまいます。自分の答
えに自信がないのが原因でしょうが、さきの見え
ない事柄の答えに自信がある人ってどれくらいい
るのでしょうか?
 答えをみつけられている人からの操舵を否定す
ると、悩みのタネを増やして苦しめるだけです。
答えを見つけられている人の場合、背中を押して
あげれば、悩んだりすこし自信がなかったりして
も、勇気を出して行動にうつすことができます。

【引用②】

 たとえそれがあきらかに実現不可能な夢であっ
ても、実現不可能ということを本人は理解してい
る。悩む人は悩みに具体的な答えがほしいのでは
なく、不安を理解し自分の答えを肯定してほしい
のだ。
 だから悩み相談でいちばん大切なことは、相手
の答えを探ることだ。
 答えは悩む言葉のなかに隠れている。
(略)
「あなたはどうしたいの?」このひとことからは
じめればいい。

この本は、著者が悩みに答えるという形で構成さ
れている。
軽い気持ちで手に取ったけれど、内容はそんなに
軽くなかった。
生々しい悩みと多分本気の回答。

著者は息子さんに聞かれて、答えるっていう気持
ちで回答しているそうだ。

私も、よく相談される。というかそういう場面に
なる事が多い。

社会保険の手続きなんかをしている関係上、冠婚
葬祭での困りごとや、
病気になって、苦しい気持ちとかを皆、話したい
のだ。

家族には言えない、私は他人だから言える。

本当は私なんかより家族の人にわーって言いたい
だろうに。

そういう悩みの時、私は黙って聞いている。
ほんの数分の手続きのつもりで、総務の私のとこ
ろに来て、1時間以上滞在していく人もいる。

管理者は仕事サボってみたいな事を言うこともあ
るが
私は「それが何か?」って思っている。

1時間くらい何やねん。

そうたいした問題でもないことを相談に来る人も
いる。

まあ、でも常に自分の悩みは何でも大事おおごとなのだから、そういう事も丁寧に聴く。

「どうしたいの?」は必ず確認するが、
これがまたくせもので、
どうしたいのかが分からないって人が案外多い

それで質問していくと、本人が大して悩んでない
と思っていたところに問題の本質が隠れていたり
する。

そして、ちょっとした相談ではなくなる(笑)

自分のなかに答えはあるって言うし、この著者も
そのように書いている。

もちろんそういう人もいるけど、そういう人は既
に相談に来るときから表情が違う。
悩んでない(笑)

著者は余り悩みはないそうだ。
何とかなる、と思っているそうだ。

私もあまり悩みはない。
どうしたらいいのか、方法を知らないという事が
多いだけだ(笑)

あなたは悩んでいますか?

よかったら相談にのりますけど、方法は余り知り
ません(笑)

今日はここまで。
ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?