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祝・ラフマニノフ生誕150周年企画第二弾~名曲全集184~一流のオーディエンスを目指して

ミューザ川崎シンフォニーホールにて2月5日、東京交響楽団の名曲全集。チケット完売、当日券なしの大盛況でした。ラフマニノフ生誕150周年を祝う企画の第二弾です。
永遠のクラシック初心者の私ですから、ラフマニノフなんて、知ってる曲は限られてます。が、知ってる曲は全部好き。とても、楽しみにしていました。

春はそこまで来てます。
ぼんやり霞んだ空は、春色ですね。

前半は、金子三勇士を招いてのラフマニノフPf協2。指揮は、はじめましてのイタリア人ボナート。
三勇士さんの濃いめの味付けラフマニノフはパッションとエネルギーに溢れ、オケもそれに応えてガチの熱気でした。ロマンチックで叙情溢れるこの曲に熱を与えたらこうなるのですねか。オケに併せながらも個性を出そうという三勇士さん。リストの名手ですが、ラフマニノフの料理の腕も確かですね。

いつもながら、2階左後方席。
ピアニストの顔が全く見えません。
指揮者は良く見え、
ピアニストの手元が楽しめます。

アンコールではバッハG線上のアリアを三勇士節炸裂させ、こう来たかと唸る。大きな曲をやりとげた後に、やりたいように楽しむピアノ。これが、若さかしら。将来がますます楽しみです。

後半はリムスキーコルサコフのシエラザード。ボナートはエキゾチックなものをテンポ良く冒険活劇に仕立て上げワクワクさせてくれました。
楽しかった。あっという間の2時間。楽しかったです。
馴染みのない曲、知らない指揮者。けど、必ず楽しい名曲全集が最近のお気に入りです。

か金子三勇士さんには
おばさまファンがたくさんいる?
チケット完売の理由かしら?

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