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MUZAジルベスターコンサート2022

今年も大晦日は、ミューザ川崎のジルベスターコンサートへ。

ミューザ川崎のビル前に
色々な彫刻?があります。
これ、うさぎかと思ったけど
蝶々でしたね。(笑)

ミューザ川崎のジルベスターコンサートは、毎年うんと若手ソリストを招く協奏曲をやるらしいんです。もちろん、オケは東京交響楽団。指揮は重鎮の秋山和慶さん。

いつもワクワクする通路
パイプオルガンの横に
ジルベスターコンサートのロゴが
写り出されてます。

まずは、モーツァルトのハープとフルートのための協奏曲。フルートは瀧本実里さん、ハープは後藤里緖さん。フランス貴族のい並ぶ社交界らしいきらびやかな曲です。ハープとフルートという珍しい組み合わせですが、どちらもメルヘンな音色。安定のモーツァルトワールドに寛ぎました。

そして、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。ヴァイオリンは、荒井里桜さん。華やかだけど哀愁もある、大好きな協奏曲です。赤いドレスで情熱的に演奏されました。

いつものように、お安い舞台後方席

休憩後に、ラフマニノフのピアノ協奏曲3。ピアノは、黒木雪音さん。これは素人にもわかる難曲ですね。テクニックもそうですが、表現も幅広く、様々に移り変わる曲の表情を無理なく滑らかに綴って行くには、色々な意味での鍛練が必要と見ました。今回の私のトップ賞は、このピアノを弾いた荒井里桜さんです。抜群でした。

こうやって若々しい音楽家の活躍を知り、明日の日本が明るいものだと思える大晦日になります。ハープ奏者なんか、なんと10歳。しかし、学芸会ではない!お金を取れる立派な演奏でした。
また、秋山和慶さんの温厚で丁寧な指揮は、若いソリストをアテンドしたり寄り添ったり、包んだり。とても優しい指揮でした。癒されました。
もちろん、オケのメンバーも若いソリストをリスペクトし、盛り立てていました。温かい気持ちになりました。

若々しいソリスト達
そして、指揮者は重鎮

未来に希望。胸に平安。良い一年の締めくくりができました。
ありがとうございました。

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