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ステロイド治療の経過①プレドニン30㎎

入院中は、点滴でステロイド治療が始まった。ソル・メドロール静注125mgを一日2回×3日間。その後、内服薬プレドニン15㎎を一日2回に変更。素人の私にはどれくらいの量かはわからないし、退院時に話した薬剤師さんも、点滴とプレドニン30㎎との換算は難しいと言われていた。

そして、退院時のプレドニン30㎎は本当は入院レベルらしい。易感染リスクがかなり高いため十分気を付けるよう念を押されていたので、外出時はできるだけ人との接触を最小限に。そして、セルフチェックシートを作って、体重や睡眠、排便、体温、安静時と運動時の自覚症状を記録した。

運動は、朝夕には河川敷をウォーキング

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こんな時間を与えてくれた病気に感謝したくなるくらい夏の雲は素晴らしい。元気を与えてくれる。

退院から2週間後、初めての外来受診。病院は相変わらずたくさんの人。一番感染リスクが高い環境なので手に触れるものも慎重に。

CTの画像診断では、無事に陰は消えていた!それでもまだ30→20㎎への減薬。まだ易感染症リスクは続く。こんな小さい粒にすごい効果も副作用も含まれている。すごい薬…  ちなみにCTが4500円くらいかかるので、外来診察の費用もかさむ(涙)

11.1 重大な副作用

11.1.1 誘発感染症、感染症の増悪(頻度不明)
B型肝炎ウイルスの増殖による肝炎があらわれることがある。
11.1.3 消化管潰瘍、消化管穿孔、消化管出血(頻度不明)
11.1.4 膵炎(頻度不明)
11.1.5 精神変調、うつ状態、痙攣(頻度不明)
11.1.6 骨粗鬆症、大腿骨及び上腕骨等の骨頭無菌性壊死、ミオパチー(頻度不明)
11.1.7 緑内障、後嚢白内障、中心性漿液性網脈絡膜症、多発性後極部網膜色素上皮症(頻度不明)
連用により眼圧上昇、緑内障、後嚢白内障(症状:眼のかすみ)、
中心性漿液性網脈絡膜症・多発性後極部網膜色素上皮症
(症状:視力の低下、ものがゆがんで見えたり小さく見えたり、
視野の中心がゆがんで見えにくくなる。中心性漿液性網脈絡膜症では限局性の網膜剥離がみられ、
進行すると広範な網膜剥離を生じる多発性後極部網膜色素上皮症となる。)を来すことがある。
11.1.8 血栓症(頻度不明)[9.1.1参照]
11.1.9 心筋梗塞、脳梗塞、動脈瘤(頻度不明)
長期投与を行う場合には、観察を十分に行うこと。[9.1.1参照]
11.1.10 硬膜外脂肪腫(頻度不明)
11.1.11 腱断裂(頻度不明)
アキレス腱等の腱断裂があらわれることがある。
11.2 その他の副作用(頻度不明)
過敏症	発疹
内分泌系	月経異常、クッシング症候群様症状
消化器	下痢、悪心・嘔吐、胃痛、胸やけ、腹部膨満感、口渇、食欲不振、食欲亢進、
腸管嚢胞様気腫症
呼吸器	縦隔気腫
精神神経系	多幸症、不眠、頭痛、めまい、易刺激性
筋・骨格	筋肉痛、関節痛
脂質・蛋白質代謝	満月様顔貌、野牛肩、窒素負平衡、脂肪肝
体液・電解質	浮腫、血圧上昇、低カリウム性アルカローシス
眼	網膜障害、眼球突出
血液	白血球増多
皮膚	ざ瘡、多毛、脱毛、色素沈着、皮下溢血、紫斑、線条、そう痒、発汗異常、顔面紅斑、脂肪織炎
その他	発熱、疲労感、ステロイド腎症、体重増加、精子数及びその運動性の増減、尿路結石、
創傷治癒障害、皮膚・結合組織の菲薄化・脆弱化

ステロイド開始から18日経過した今日、当てはまりそうな副作用は、

1.不眠 ;寝つきは良い方だが、2回くらい中途覚醒。4時半くらいから眠れなくなる時が時々ある。少なくとも6時間眠れている。

2.月経異常;もしかしたら遅れているかも。でも周期が早い方なので貧血にならずちょうどよい。

いまのところ体調もよく、生活にあまり支障でてなさそう。ホッ。

特発性気質化肺炎や発熱で食欲減が続いていたのと、入院による筋力低下もあって、体重が5㎏減したので、食欲は通常に戻っても体重は今のところキープ

プレドニンを20mg以上内服してる場合で、風邪などのばい菌に2倍程度かかりやすくなるといわれています。ただし2週間以内でプレドニンが終了された場合は、免疫力には影響がないといわれています。」

まだまだ減薬には時間がかかりそうなので、やっぱり易感染に気を付けて生活していくしかないな。諸々の副作用症状が出てくる前に、早く減薬したい。