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【ブックレビュー】ファシリテーションの教科書

上司にファシリテーション能力を高めるようアドバイスをもらったので読んでみました。

準備段階の「仕込み」と会議本番での「捌き」の2段階に分け、それぞれフェーズを設けた上で事例を交えつつ分かりやすく解説してくれています。
事例から見る課題点、自身に思いたある節が多々あります胸が痛みますが笑、見方を変えるとそれ程応用が効くということかと思います。

また、会議の進め方だけでなく参加者の気持ちも配慮して角なく論点を修正する方法も語られています。ただ、その文例が結構キツめな言い回しの気もするので笑、自身にあった言い方は考えなければいけないです。

会議の進め方だけでなくメモの取り方や、仕事の進め方全般にも参考になります。

断捨離中のため物を増やしたくなく本は基本的に図書館で借りているのですが、これは手元に置き常に参照できる状態にしておきたい本です。


以下自分用メモ

●仕込み・・・決定内容の合理性/決定プロセスの納得性。高める
①場の目的の共有・合意
②アクションの理由の共有・合意
③アクションの選択・合意
➃実行プラン・コミットの確認・共有

●捌き
①発言を引き出す
②発言を理解し、共有する
③議論を方向づける(広げる/深める/止める/まとめる)
➃結論づける

相手の発言の分類の仕方
主張/論拠/その他の情報の3つに分け、不足しているポイントを確認しながら相手の発言を理解する。→相手の理解を完成させる
会話の中で全てのポイントが網羅されていないことは多々ある。

会議が目標点まで進められなかった(合意に至らなかった)場合、①合意できた点②合意出来なかった点→細分化し2-1 その中で合意出来た点、2-2 合意出来なかったら点に細分化、2-2の合意するための条件を確認

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