ワクワク

言い出しっぺの自分が将来にワクワクしてなくてどうすんだ

2018年10月19日に誕生日をむかえて無事に22歳になりました。
明治大学を休学中の川西 尚仁(かわにし なおと)と申します。出身は広島県で、好きなものはカープ⚾︎とお好み焼きです!

今回ようやくnoteを書くことにしました。今まで「ブログ始める」だったり、Facebookで「そろそろnote書こうかな」だったり、ぼそぼそと言ったまま実行に移していませんでした。22歳になったので、まずは小さなことから “とりあえずやってみる” を大事にしていきたいです。

そして10月で大学を休学して半年ちょっと経ちました。せっかくなので、初めてのnoteはこの半年間のことや大学生活のこれまで、いま考えてることを素直につらつらと書いていこうと思います。




『人生を自分の力で切り開く』

これは忘れもしない、2018年2月10日、130人の前で自分が話した言葉。興味の赴くままに色々なことに手を出してきた自分が初めてがんばり続けてこれた3rdClassで、その集大成としてプレゼンテーションした時のもの。

この時は誰が見てもポジティブなエネルギーで溢れていたと思う。なんたって自分の将来にワクワクしまくっていたから。130人の前で話し終えて一礼をした時は、今まで感じたことのない大きな達成感でいっぱいだった。

でも、人生山あり谷ありとはまさに言葉どおりで、人間そんなずっとポジティブでいられるわけじゃない。


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なんで休学することを選んだか?

休学中のをみせる前に、そもそもの話をしようと思う。

自分が休学した理由はひとことで言えば “選択の先延ばし” で。延ばしたかったのは、言ってしまえば色んな人の生き方と選択肢に出会ってしまったから。ただ4年間大学に通って当たり前のようにどこかに就職する、この道の他にも幸せに生きている人を知ってしまったからだ。

その元々をたどってみると大きかった経験は、大学1年生の時に「若者が旅する文化を創る」という理念を掲げるTABIPPOのイベント運営スタッフをやったことだと思う。学生スタッフの中で1年生はたったの6人。ほとんどが先輩だったけれど、変な人が多かった。留学経験者や2年間も休学していた人、大学をさぼって旅に出ていた人など、とにかく当時の自分にとっては知らない世界の人ばかりだった。

結果として、それまでの大学3〜4年生のイメージがガラッと変わり「自分もこんな風になりたい」「大学以外の外の世界を知りたい」と考えるようになった。この出会いが間違いなく転機だった。この頃からぼんやりと “休学すること” を意識していたと思う。


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たった2ヶ月でニートに

そんなわけで大学2〜3年生は積極的に外の世界をみて、大学生活の中でも最も大きな出会いだった3rdClassで自信をつけて。今年の2月10日に意気揚々とプレゼンテーションして、想いだけで親を説得した。そうして望みどおり1年間のモラトリアムを手にいれたけれど...。

休学して早々、4月の頭から1ヶ月くらいニートになった

大学の春休み期間から(2月中旬〜)がっつり働こうと思って始めたスタートアップのインターンを、1ヶ月半で辞めてしまったからだ。自信が過信になり理想のハードルを高くしすぎて、思い通りにならない現実とのギャップに苦しんだ。

もちろん100%自分の非でしかない。でも毎日無給で働く仕事、誰に貢献できているのか分からない仕事はこんなにもきついんだと気づかされた。スタートアップの泥臭さを甘く見ていた。

ニートの期間は、家に1日中いるか本屋に行くかで、2ヶ月前のポジティブな気持ちが嘘のように、心は沈んでいった。時々人に会っても、プレゼンテーションで自身が宣言してしまった手前、何事もなかったように平静を装うことしかできなかった。それでも心の病気みたいな本当の苦しさとは比にならないと思うけれど、、自分の中では大きな壁にぶつかった春だった。


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そんな自分を奮い立たせてくれたのが、日本体操界のエースである内村航平さんの言葉。“格好悪いこと” をひたすらやる。日本のトップを走り続けてきた人でさえ、どんな時でも基本練習を泥くさく忠実に。そんな当たり前のことの大切さが、自分の苦い経験を通じて身に沁みた。

でもこれは休学する選択をしたからこそ、得られた気づきだったように思う。


『成果』ってなんだろう?

自分にとって大切なことに気づき、5月に入った。この頃はすこし前向きにもなれて、新しく働ける場所を探すようになった。そして運が良いことにあるサービスを通じて、いま現在も頑張って働いている会社でインターンすることが決まった。今度は途中で投げ出すことなく、10月まで続けてこられた。これは内村航平さんの言葉のおかげかもしれない。

でも人の悩みは尽きないもので...。新しくふつふつと湧いてきたのは、他人に話せる分かりやすい成果を休学中に出せていないのでは?という悩みだった。「他人と比較したってしょうがない」と頭では理解していながら、留学先で頑張っている友達キラキラした同年代をみて、意味もなく嫉妬している自分がいた。


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今までの自分を信じて前を向くこと

でもその嫉妬を解消する方法は意外と簡単にみつかった。それは、どれだけ自分の将来に対してワクワクできているか?ということ。つまり他人ではなく自分の軸で日々を生きているか、だ。

不安でネガティブな気持ちが強くなると、どうしても目の先の成果を求めてしまう。けれどそんな気持ちの状態だと成果は出ない。それがまた不安を呼ぶという悪循環。自分は、尊敬する社会人に言っていただいた「いろんな面白い経験をしてきたんだね」「この経験は川西君にしかできなかったことだと思うよ」という言葉をきっかけにして、これまで積み重ねてきた過去を振り返ることができた。

振り返っているうちに「そういえばこんなことを思ってこの活動がんばってたなー」といった当時の記憶を思い出し、自信を取り戻すことができた。そうして再び、前を向けるようになった。すると好循環はまわるもので、ほどなくしてインターンでも、ひとつ自分なりの成果を出すことができた。

別にニートで1ヶ月間ぼーっとしてたことや、復活してからも他人と比較して妬んでいたことは今の自分にとって無駄じゃなかったと思う。でも4月のころの自分に、そしてちょっと前までの自分に、こう言ってやりたい。


“言い出しっぺの自分が将来にワクワクしてなくてどうすんだ” って


130人の前で「みんな、もっとこれから先の自分の未来にワクワクしよう」と伝えたのだから。まずは自分がその感情を忘れないように、これからの毎日を過ごしていきたい。




これは、自分のこれまでの振り返りでしかありません。でも、せっかくなら心が後ろ向きになっている人、同じような悩みに苦しんでいる人に届けばいいなと思って書いてみました。自分もこのnoteを大変な時に読んで、心の支えになるような “記録” にしておこうと思います。

ここまで長文に付き合っていただきありがとうございました!

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