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2023.7.11 夏の本屋
今日は暑いね。もう7月だもんね。
大人になると季節の移ろいがあっという間で、季節はグラデーションになっているはずなのに「気づいたら春」「いつのまにか夏」「あっという間に秋だった」と事あるごとに言ってる気がする。
子供の頃の方が季節の変化を感じる機会が多い。
夏の訪れなんて、遠くから忍び寄ってきてもすぐ分かったのに。
教室にクーラーなんてないし、家から学校まで歩いて1時間だったし、まあまあ外で遊んでいたし、暑さを感じる機会が多かったな。
大人になると汗をかく機会がグンと減る。私は通勤の時にかくくらい。
クーラーガンガンの部屋で過ごすことに慣れてしまって外の気温がどうかなんて忘れてしまう。部屋の中からカーテンを開けて「暑そ〜」と思って終わり。夕方に外に出てみて、今日ってこんなに暑かったんだと思う日々。大人になってしまったんだろうか。
今日は暑い日だったけど、朝から本屋に行くぞと決めていた。前の日から暑くなることは分かっていたので、挫折しないか不安だったが、身体に鞭打ち向かうジュンク堂。
夏になると本屋に行きたくなるのは何故だろう。
ヒンヤリとした本屋さんがいつにも増して居心地の良さを倍増させる。
文庫2冊、新書1冊を購入。
出発前の「いっぱい買うぞの大盤振る舞いの私」は「ケチな私」に負けてしまった。ただ、有難いことに、お財布の危機は免れた〜
ふと思い出したのだが、私は子供の頃、夏休みが大好きだった。理由はクーラーの効いた部屋で本を読むのが大好きだから。それは今も変わらない。
麦茶片手に本を読み、婆ちゃんが収穫し茹でてくれた大量のとうもろこしを食べ、ろくに宿題もせずに親から心配されながら過ごした夏休み。今思うと、あまりにも眩しい。
とうもろこしを茹でてくれた婆ちゃんはもういないし、宿題を心配してくれた両親とは離れて暮らしているけれど、私はあの頃と変わらず楽しく本を読んでいるよ。
最後に。
夜は「世界中が朝焼け」をつまみ読み。このサイン本いいでしょう。
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サイン本であることの嬉しさよりも、山田航の「野にも山にも松崎しげる」の語感の良さに気を取られてしまう。頭の中で唱えちゃう。
夏も近づく八十八夜どころか、真っ只中。
おやすみなさい。
写真は、今日食べたスイカのドアップ
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