ズルイ女。

今から書くことは完全に私が悪いし私の私情です。
ただの独り言です。

ここ2、3日、毎日死にたい気持ちに駆られる。

6月の間、比較的安定した日々を送った。
新しい仕事を見つけて家事と仕事をこなし、最近は
近くの公園に走りにいくようになった。
そんな日々の中にも心の影はもちろんあった。
朝起きた時、夜眠る時、ふと何もすることがなくなった時、何度も雨雲がかかるように心に影が見え隠れしていた。影の気配がした時、私は必死で見て見ぬ振りをした。音楽をかけたり掃除をしたりテレビを見たり、snsを見たり。いろんな方法を試した。
その一瞬は消えてくれるけど、それをやめた途端、影はまたすぐ身を乗り出そうとする。

そんな私と影の追いかけっこのような日々も1ヶ月になる頃、青年さんが姿を消した。
青年さんとはTikTokで知った精神科の作業療法士さん。ここで彼の話はあまりしないが、彼の開くコミュニティには沢山の精神疾患持ちの人が集まってくる。
そこでは、苦しい時に肯定してもらったりアドバイスもらったり、みんなの生きる場所だった。
解離性障害を持ってる私にもそれは例外ではなかった。

彼が姿を消したのは彼の選択であって、
彼の自由だからそこに触れるつもりはない。
ただ私には一つの生きる場所が消えたという現実だけが残った。もちろん私の生きる場所はここだけではない。旦那の存在もある。家族の存在もある。だが1番素の自分として生きれていたのは青年さんの場所だった。自分の弱みをさらけ出せる場所だった。
それがなくなってもちろん心には穴が空いたような気持ちになって苦しくなった。でも、今日まで私の命を繋いでくれた青年さんに少しでも喜んでもらえる自分になりたかった。青年さんが渡してくれたバトンを繋ぎたかった。だから今まで青年さんに頼っていた部分を旦那に頼ってみることにした。

怖かった。ものすごく怖かった。
この宇宙の中でただ1人の最愛の夫。
もちろん私の疾患のことは旦那も知っているし
調子の良い悪いも軽く伝えてはいたが、
包丁を抱えて座り込んでギリギリで耐えてた私、
テレビ見ながら当たり前のように腕を切った私、
死にたい気持ちを必死に抑えて生きてる私、
そんな私がいることは伝えなかった。
伝えられなかった。伝えると最愛の夫に
捨てられるんじゃないかと怖かった。傷つけるんじゃないか、夫婦の関係が変わってしまうんじゃないかと怖かった。でも決心した。

伝える日、私の病状に関しては主治医から説明してもらい、私の気持ちに関しては診察の後、私から言葉にした。旦那はすんなり受け入れてくれた。
でもなんだか怒っているような、怖い雰囲気があった。
話をしているうちに、それは私の視界の外から飛び込んできた。それは私が数日前にあるTikTokerさんのInstagramのストーリーにしたコメントのことだった。

「イケメンですね😂」

この一言だった。
以前にも私はあることで旦那を傷つけ、約10ヶ月かけて信頼を取り戻そうと必死だった。その気持ちは旦那が単身赴任だった5ヶ月の間も忘れたことはなかった。私はこの発言を1.フォロワーとして発したつもりだ。もちろんその先の進展等、全く眼中になかった。言い訳にしか聞こえないが…。
だが、旦那はこの一言で相手と繋がってしまう一歩目になる可能性が極めて高い。という認識だった。
もちろん夫としてショックだったのもあるだろう。
旦那は私のために苦しい仕事を好成績で終わらせてきた。後5日ほどで一緒に暮らせる。
幸せ続きでこれからもっと幸せになろうというなかでの、嫁のこの発言。
旦那の反応は真っ当だと思う。
私は旦那の妻として将来の母親として、その自覚が足りてないからこう言った軽はずみな発言をする。
旦那に言われてそこで自分の自覚のなさに気づいた。気をつけていたつもりではあったが、全くだった。そしてこれが旦那を傷つける2回目となった。

1度目も2度目も具体的な違いはあるが要は一緒。
私の自覚のなさ、それが全ての元凶で最愛の夫を
傷つけているのだ。そう認識した途端、
完全に心が影で覆われた。
それからはいかにして死ぬか、それしか考えられなくなっていた。私は精神的に弱い。だから生きるには依存は避けられない。旦那なしでは生きていけないし旦那からの愛もなければ生きていけない。なのに、その最愛の夫を傷つける自分。それが許せないのだ。
さらに今回のことで旦那から信頼されなくなって愛されなくなったら、と考えると生きる意味を失った。

初めは車のクーラーを切った。窓も閉めて水分も取らずに運転した。汗だくになり少し意識が朦朧とし始めたところで家に着いた。帰りに事故になることを望んでいたがダメだった。そんな簡単ではない。
次はそのまま扇風機もつけずにベッドに横たわった。動く気力もなく、そこから丸一日動かなかった。水分補給も食事も一切なしだ。携帯ニュースをひらけば熱中症で亡くなる人がたくさんいる。私もその1人になろうと思った。自殺とは思われないだろうから。でも人間はなかなかしぶとい。しつこい。
いい加減死んでくれと懇願してがこうして今も生きてる。あんなことがあった後だったが、最後に旦那に頼ってみようと思った。頼ることが約束だったから。
加害者が被害者ヅラして苦しいから逃げたいという。
これほど相手にとって皮肉なことはないと思う。
1番辛い思いをしたのは旦那本人なのに、加害者である私が死逃げしたいという。これ以上旦那を傷つけたくはないから。なんてのはただの綺麗事だ。これ以上最愛の人を傷つける自分でいたくないし、そんな自分が許せないから。これが本心だ。

結局私は自己中人間。周りは振り回されてばかり。
何をするにも自分に向く槍は増える一方で、
唯一槍のない方向というのは自殺への一本道だけだった。

1度目に旦那を傷つけた時に書いた遺書を読み返した。書いていた内容に相違は無い。そのまま残した。
私はいつ寿命という意味ではなく、本当に死ぬと思う。その時のための準備をこれからも少しずつしていく。あまり大切なものが増えないように気をつけながら。

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