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治療と今後について。

現在抗がん剤投与4クール目が始まっている。

最終的な移植の日程の確定は現在調整中であるが、おおよその方向が見えてきたので現状を踏まえて記載していく。

▼ 患部の状態

患部の様子については、3クール目を終えて皮膚にあった無数の腫瘤が現状弾力性を失ったり、明らかに小さくなっているものが多数を占めている。

一方でいくつかの腫瘤については、抗がん剤投与中は弾力性を失ったり消失したりというものを繰り返しているが、クール終了後には他の皮膚と比較して弾力が戻っている部分がいくつかある。

そもそも『寛解』という考え方については「どの段階で?どの状況で?」というものがあるのであるが、おそらくどの段階においてもこの状況は変わらないのではないかと考えている。

『抗がん剤が効いていない』というわけではないが、やはり抗がん剤のみでは私の悪性リンパ腫は永遠にこのいたちごっこを続けていくというものなのだろう。

▼ 移植のスケジュールについて

移植は現在の病院で行うことができず、転院をして行うことになる。

転院先の病院のスケジュールもあり、この4クール目が行われることになった。そのため過去のクールと同様のスケジュールであれば、20日前後で退院をしてそこから転院先の病院に移り、同種移植の前処置を行うことになる。

前処置とは私の免疫機能を下げるために大量の抗がん剤を投与したり、全身に放射線を当てるといった治療になる。現在私の把握している資料では、前処置は1週間程度ということになっている。

転院をして必要な検査を行ない、1週間弱この前処置が行われることになる。そしてそのスケジュールに合わせてドナーである弟が造血幹細胞を一時的に増殖させ、それを採取することになる。

そして免疫機能を下げた私に弟の細胞が移植されることになる。スケジュール的には移植は 5月の下旬ということになっている。

▼ 移植後のスケジュール

移植をしてしばらくの期間は、おそらく「免疫の低下」「様々な副作用」に見舞われることが予想される。

これは資料やツイッター等で様々な情報を集めた結果、起こりうることであると予想される。

ただ、それがどこに起きるのか、どの程度であるのかというのは個人差があると言われている。

私の移植は『ハプロ移植』という『遺伝子型が半分しか合致してない移植』になるため、その副作用は強く出るのではないかと不安を持っていることは事実である。

生着までの期間は2~3週間を目安とされているが、これについても具体的にどのぐらいなのかというのも個人差があるようだ。

そして細胞が体になじんで、副作用が抑えられて…というのも本当に人によって個人差がある様である。

大まかに考えて2~3ヶ月程度の入院が必要なのではないか?という見通しであるが、これが最終的にどのようになるかは、現時点では全く分からない。

▼ さいごに

私に出来ることは、しっかりとこのクールの抗がん剤投与を終え、ある程度万全の状態で転院をすることである。

悩んでも考えても仕方のないことは考えない方が良いのであるが、自分の性格上なかなか全てがそうもいかない。

一方で移植を断念するケースや、移植しても再発をしてしまうなどの事例から考えると、希望を持って治療に向きあえることは『幸せ』であると考えなければいけないのかもしれない。

未来はどうなるか分からない。

だからこそ、今を大切にしようと思う。

こうやってNoteが書けているのも、もしかしたら未来から見ればとても幸せなことなのかもしれないのだから。

個人ブログも更新しましたので、よろしければ。
今回は『採用・就活』のカテゴリーです。

負担のない程度に週2~3回の更新を目指してこれからも日々頑張っていこうかと考えています。

ろくさん


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