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治療経過と肌

さて、抗がん剤治療が続いています。

その様子と今回の治療についてまとめていきます。

※患部の写真があるので、閲覧は十分注意してください。

▼今回の抗がん剤治療

私に選択された治療法はESHAC療法という治療法。

今までの抗がん剤とは違います。
※過去についてはこちらから…。

副作用や療法の詳細については、おそらく専門的な分野から引用した方が間違いないとは思います。

副作用は人により様々で、出るタイプも異なるので一つの例として下さい。

・ベプシド(1時間/4日間)
・カルボプラチン(24時間/4日間)
・キロサイド(3時間/1日間)

というスケジュールで抗がん剤が投与されました。

今までと違い、100時間近くずっと抗がん剤が投与されている経過で少ししっくりこない中での治療です。

▼ESHAC療法について

詳しいことは今の自分には分かりません。今回は詳細の説明もなく治療に入っています。

良いか悪いかは…正直どちらでも構わないと思っています。

投げやりのようですが、そもそもこの抗がん剤がどう効果を発揮するかによって私の移植の是非が問われるからです。

良いか悪いかではなく、効くか効かないか。

ましてや前例の少ない私の悪性リンパ腫にその辺を求めても、意味はないでしょう。

…という気持ちです。

ですので、この療法についてはあまり私は理解していません。

ただ、私が今この療法という記録は残しておきます。

▼今後の見通し

仮に抗がん剤が効けば、移植に向けて前進が出来ます。

1 抗がん剤がある程度効果を発揮する
2 ドナーが見つかる
3 移植

というステップです。

1と2が同時に動いています。

ドナーはまず血縁者(現在の医学であれば兄弟からなら3/4移植できる…らしいが)から始まり、骨髄バンクや臍帯血移植も選択肢になります。

それらがすべて合致して、ようやく3の移植です。

ここにも様々な困難があるようですが、その辺はもう少し話が進んだ時にまとめていきます。

今は…1について記録していきます。

▼皮膚転移の悪性リンパ腫

いくつか私の写真を載せます。

…患部の写真ですので、あまりキレイなものではありません。

それでも載せようと思ったのは、自分が限りなく例の少ない病気であり、世の中に情報が少なかったからです。

普通の人はおそらく…気にしない程度のモノもあります。

ただ、実際それが悪性リンパ腫だったんです。

私の左腕です。
入院直後の様子です。

大したことない様に見えますよね?
ただ、真ん中に赤みがありますよね?

これが悪性リンパ腫で、皮膚に表出しています。

さらに言うと、検査では腕全体にリンパ腫がびっしり広がっている状態でした。

この何ともなく見える腕の写真が、もしかすると一番恐ろしい写真かもしれません…。


これは私の左太ももです。
数か所で赤く隆起しているのが、悪性リンパ腫の表出です。

色はピンク掛かっていて、ツルツルしていました。
患部に感触はなく、無機質です。

先ほどの腕とは違い、「何か変だな…」と感じさせるには十分な症状です。


最後は私の左ふくらはぎです。
主要な患部といえます。

写真の左側は生検手術をした傷跡も含みます。

ここまでくるともう「異常」だとは思うかと思います。

ただ、世の中に情報がなく、過去の抗がん剤の副作用という可能性を信じて病院を躊躇していた自分がいたことも過去の事実です。

ですので、一つの実例をここに残します。

・大きなふくらみ
・ピンク掛かってツルツルした感触
・無機質

私の症状は主にこれらでした。

変な言い方なんですが、全然痛くないんですよね。

でもその部分がもう死んでいるというか…。

▼最後に

今回は記録として、こちらに残しました。

いつか誰かが、このNoteをきっかけにされることがあれば…。

次回は治療効果の経過について多少載せようかと思います。

最後までありがとうございました。

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