神様がくれた長いお休み
こんばんは、ろなひです。なんだかポエマーっぽいタイトルですね。わたしが大好きなドラマの主人公が発するセリフの一節です。今日は、そんなわたしの1番好きなドラマ「ロングバケーション」のお話をします。
月曜日はOLが街から消える
「ロングバケーション」通称「ロンバケ」。みなさん1度は耳にしたことありますよね?たぶんわたしと同年代の方は、お母さんが絶対見ていらっしゃるはずです。1996年の4~6月期の月9です。そう、わたしが生まれる前のドラマです。「瀬名ー!」「南ー!」のやつです。ららららーららーぶそーんぐ!
主演が木村拓哉さん、ヒロインが山口智子さんのドラマで、「月曜日はOLが街から消える」と週刊誌などで言われるほどの人気がありました。また、木村くんがピアニストを演じていた影響で、ピアノを習い始める男性が増えるなど「ロンバケ現象」なる社会現象を数々巻き起こしたようなとんでもないドラマです。
めーっちゃ90年代っぽいドラマ
わたしの両親はSMAPが好きです。そのため小さい頃からSMAPが好きでした。勿論今も好きです。そのため、昔から木村くんのドラマを見る機会が多かったのですが、お母さんが新しいドラマを見るたびに「やっぱりロンバケやなぁ」というのでいつか観てみたいとずっと思っていました。
初めて見たときは高校生だったと思います。感想は「めっちゃ時代を感じるドラマやな、、」でした。なんせ山口智子さん演じる南のテンションが高いのと、稲森いずみさん演じる桃ちゃんの「あっちょんぶりけ」。そして携帯よりも家電。96年ですからね、、。
でも、サントラや世界観が絶妙に好きでした。「キムタクは何演じてもキムタク!」とかよく書かれていますが、このドラマでは完全に瀬名秀俊でしかありません。瀬名って結構ヘタレな性格なんですけれど、それが人間らしくてわたしは好き。そして、登場人物の掛け合いや間がリアルです。いっぱい好きな点があるのですが、とりあえずさわやかなドラマです。観ていると窓の隙間から初夏の風が吹いてきそう。みんな観て!
ロンバケは名言の宝庫
また、ロンバケの脚本は北川悦吏子さんなのですが、本人曰く「登場人物が好きといわないラブストーリーを作りたかった」とか。確かに言われてみれば、瀬名も南も「好き」って言わない。でも響くセリフがたくさん散りばめられているドラマなんです。だから味があるんです。いくつか好きなセリフを掲載しようと思います。
①「何をやってもうまくいかないときは、神様がくれた長い休暇だと思って、無理に走らない、焦らない、頑張らない、自然に身を委ねる」
これはタイトルにもあります、瀬名のセリフです。序盤でスランプに陥っている南に瀬名がかけてあげた言葉です。最終回には「もうお休みは終わりだから」というセリフもあります。たまにはお休みすることも必要ですよねー。
②「男女の友情があるとすれば、すれ違い続けるタイミング、もしくは永遠の片思い」
よくTwitterの名言botとかにあるのをよく目にします。桃ちゃんのセリフでですね。わたしは、どっちかというと男女の友情はある派なんですけれど、場合によっては納得もできるセリフですね。みなさんはどうですか?
③「いい加減、いい歳して人に幸せにしてもらおうっていう他力本願やめたら」
これは瀬名が南に対し言ったセリフです。結構辛辣ですか?婚活アカウントさんなどは刺さるんですかね?本質突いている気がします。瀬名は優しい言葉と辛辣な言葉どっちも投げてきますね、飴と鞭。
④「コンビニでビールを買うついでに花火を買いました。空気の澄んだ夏の夜、さてあなたは誰と一緒に花火をしたいと思いますか?」
「沈没しそうな船があります、1人だけ助けられます。さて貴女は誰を助けたいですか?」なんていう選択よりも、楽しいことを考えたいという桃ちゃんのセリフです。何の気ないセリフですが、このセリフで改めて南が瀬名の気持ちに気づくんですよね。あー花火したくなってきますね、まだ3月やけど。誰と花火したいですか?
とりあえず、1話とわたしが個人的に好きな10話のリンクを貼っておきますので暇な方はぜひともご覧になってください。
たまにはお休みしてもいいよね、休む時は休んでまた頑張ればいいんですよね。
そんなことを教えてくれるドラマです。なんかここ数日、「頑張らなあかん」という意図の記事ばかり書いていた気がするので、ちょっと息抜きでもしましょう。継続は力なりなんですけどね。
まぁ、気負いすぎずながーく頑張れたらいいですよね?
今日はなんだか違う感じで締めてみました、どうですか?長々とお付き合いくださいましてありがとうございました。
それじゃまた、ろなひでした!
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