ドン6話感想『人と比べて』
新たな情報が解禁されたら新たな謎が生まれ、ますます面白くなる『ドンブラザーズ』。桃井陣さん意地悪すぎます(;^ω^)
介人くんだって何やってるんですか!!
今回は そんなドン6話の感想
「得意」「不得意」自分にはわからなくても、それぞれ備わっているはずのもの。
しかし雉野つよしは「子供のころから何もできないダメ人間だから」反対に桃井タロウは「子供のころから何でもできた優等生だったから」全く逆の理由なのに2人とも「自分には得意なものがない」と。
要するに2人とも、自分の中では全部が全部同じくらいの点数で、例えば正五角形のパラメータ表示をしてみたら綺麗な五角形になってしまうことが悩みのよう……。
しかしここで2人を対比してみると、雉野には愛する女性に幸せを与え、笑わせることができるし、桃井にはそれができない。
結局「得意」「不得意」というのは、物事をある決まった枠内で相対的に判断するときに用いられる単語であるということがわかりました。
人と比べてみて 初めて自分の長所を知り、人に憧れて 初めて自分らしくあること,自分に自信を持つことができる、なんてことは誰しも経験があると思う。恐らく本作のテーマである「"普通" とはなんぞや」について「得意」「不得意」の話を交えつつ今回のお話をやられたのは、やっぱり大先生素晴らしい!! と唸ってしましました。
「普通」や「一般的」という言葉も、多くのデータが揃って初めて生まれる概念で、他と比べて初めて見えてくるものであるはずなので。
今後の『ドンブラザーズ』が ますます楽しみになりました。
そんな中、今回新たに「ポイント」とかいう謎の制度が明かされ、ラストシーンでも介人くんが5人の「ポイント」を確認していましたね。
あれはいったい何なんでしょう。
「ポイント」とは、人がある基準について数字にて換算し、人を相対的に評価する際に用いるアイデアであり指標でありますが、さて、一体全体何に対する評価なんですかね? うーむ……。
それと、
もう一つ忘れてはいけないのは、今回やっと「脳人」についても語られ、彼らの個性も見えてきました。
やはり彼らは あの世界の「人間」とは別の存在のようで、「人間」ではないようで、
彼らも彼らで「人」を観察し、「人と比べて」今後どう成長? 変わっていくのか、見逃せません!!!
〽目指すは どんなハッピーエンド?(^^♪
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