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愚者は溺れる、確定申告に。

3月に入ったということは、ほんとうのほんとうに、確定申告しなければならないということである。

こんにちは、こんばんは。くりたまきです。

わたしの勤める会社は副業OK。一定以上の金額を副業で稼いでしまうと、確定申告をしなければならなくなる。本業のほうが最優先だし、そんなにゴリゴリにライターとして外部で記事をたくさん書いているわけでもないのだけれど、どうしても「一定以上」ってやつを超えてしまう。

ちゃんと確定申告をしたら、微々たるものでもお金が戻ってくるというのに、どうにもやる気が起きない。

めんどくさい。このひと言に尽きる。

e-Tax という、タクシーでもファックスでもない謎のオンラインのシステムを使って入力するのだけれど、なにをどう入力するのかわからない。

でもあなた去年も一昨年もやったんでしょう? と思われる方もいるかもしれないから言っておく。

一昨年は大規模な確定申告相談所みたいなところへ行ってやったから自分では何もわかってないし、去年は泣きながら必死でやったもののなにがどうなったかは忘却の彼方である。

どうしてこんなことになるのかというと、苦手意識が強すぎて、というかめちゃくちゃ苦手で、論理的にシステムを理解することなどできないからである。常に行き当たりばったりで生きているとこうした情けない事態に何度も直面することになるので、このnoteを読んでる奇特なみなさまには教訓としていただきたい。

去年も、いろんなwebページやYouTubeなどを見たのだけれど、副業のぶんの申請についてピンポイントで説明してくれている情報になかなかうまくヒットしなかった。もとになる知識がないと、検索さえうまくできないのだ!

去年、ぜんぶ画面スクショして手引き書をつくっておけばよかったのかもしれない。しかし、泣きながら暗中模索状態で確定申告を進めているときにそんな賢い行為に及べるだろうか、いや無理だ。去年のわたしもわたしなりに最善を尽くしたのである!

そもそも、わたしの副業の申告内容なんて、シンプルだ。仕入れもない、経費も微々たるもの。それなのにこの有り様。愚かしい〜!

確定申告を終わらせた人たちの誇らしげなツイートを見かけると、みぞおちがズーンと重くなる。ああ、もうそちら側の人間になってしまわれたのですね。わたしを置いて。どうぞどうぞ、先にお行きになって。まだここから動けない身なものですから。

いじけそうになるが、他人が確定申告と自分の確定申告は関係ない。むしろ確定申告済みの方は勇者であり、讃えるべきなのだ。確定させていない不安定な人間はちょっぴり心がせまくなってしまうので、気をつけないとね。

「もっともっと稼ぐようになったら、きっと税理士さんにお願いするんだ!」という淡い希望を抱きながら、寝ることにします。

夢を見るのはわたしの自由だから、夢の内容は確定させたくも、申告したくもないわ!

30minutes note No.966

さいごまで読んでくださり、ありがとうございます! サポートしてくださったら、おいしいものを食べたり、すてきな道具をお迎えしたりして、それについてnoteを書いたりするかもしれません。