企画メシ1回目のこと。
ずっと1回目の企画メシのことを考えながら、ぐるぐるしていた。
企画メシの詳細については、こちら。置いておきます。
最初は阿部広太郎さんの「言葉の企画」。
「授業の中でできる、一生忘れられない体験」の企画書をつくる課題については、いろんなひとの企画案を見れたし、じぶんがどんな課題がすきなのかも少しわかったし、まとめかたを真似してみようと思ったし。前向きだ。
問題は、自己紹介。自己紹介をPDF一枚で、当日2分の口頭での自己紹介。
じぶんの自己紹介をまとめていてあらためて思った。
「こいつ、おもしろくないやつだなあ」
急に客観的になる。音楽とか、料理とか、活動の軸がない。ふわふわしたまま、ここまで来ているような。いやいや、それをこれから獲得したいような。「何」で覚えてもらうんだろ。
とか迷ってたら、自己紹介もグダグダでした!!!
いろんなひとの自己紹介を見てて、どれを取り入れても、まずはじぶんを知らないとむずかしいなあと、ぐるぐる。
「ふつう」なんだよな。地味だし。そんなじぶんが嫌いではないんだけど、自己紹介には困る。
そんな悩みを、昨日の企画メシの後の懇親会「アフター企画メシ」で阿部さんに打ち明けたら、こんな話をしてくださった。それをツイートしてもくださっていて、勇気がわいてきた。
わたしは、じぶんの言葉を同期の企画生に投げるのが、ちょっと怖かった。なんでだろう、その、傷つけてしまいそうな感じが、不安がぬぐいきれなくて。たとえば、ミカミさんに伝えた言葉。ひとの見た目からいろいろ考えてしまうわたしに、どう自身が見えるか彼女に聞かれたのだ。それに答えると、ミカミさんはnoteにまとめてくれた。
「意外とあれだと思います、
警戒心つよめのタイプじゃないですか?」
そう言われて、ドキッ。とした。
心にズコーンと、言葉が突き刺さった。
同じ企画生のくりこさんに、
ズバンと私の人となりを言い当てられてしまった。
初対面である。
「な、なんでバレちゃったんですか?」
ドキドキしながら聞いた。
「なんか、服装の感じとか。
アクセサリーから靴まで、コーディネートされてるから、
めちゃ計算されているのかな〜と。
初回だから大人っぽくみられようとか
周りにどう見られたいか、とか考えてのそれなのかな〜と。
だから割と、警戒心が強いというか、
他人に対して疑い深そうだなって。笑」
ミカミさんは嬉しかったって、言ってくれたけど。でもちょっと、怖いのだ。やっぱり言葉は扱いがナイフ並みにむずかしい。時と場合によってはそれ以上かも。
かといって、ひるんでもいられない。投げないとなあと思った。実際に投げたら、喜んでくれるひともいた。むずかしい。勝手にそう思ってるだけなのかな?
今日、一緒に坂井彩花ちゃんと今度の企画メシの講師をやってくださる櫛野展正さんによる展示会を見てきた。
そのあと、ごはんを食べながら自己紹介に悩んでいる話をすると、彩花ちゃんは真剣に考えて、わたしのことをどう思ってるか、答えてくれた。
くりこさんは、いい意味で空気みたいな感じ。
圧迫感がない。
東京じゃなくて、どっか森林で深呼吸してるみたいな。
疲れたときに会いたくなるひと。
くりこさんからネガティブな空気を感じたことがないし、
他人に気持ちの刃を向けてるところも見たことがない。
誰とでも対等に気持ちの交換ができるひとだと思う。
だからわたしみたいなタイプは、くりこさんってバチバチしなくて付き合いやすいの、と彩花ちゃんは笑った。
そういえば、「木陰みたいになりたい」って思ってたんだな、わたし。誰かにとって、居心地のいい場所をつくりたい。
そのためにわたしは、何を言ったらいいんだろう。むずかしく考えすぎなのかな。とにかく、いろんなひとに、言葉のボール、投げてみよう。
彩花ちゃんに「言葉で傷つけてしまうのが怖い」という話をしたら、「くりこさんが投げる言葉はどう頑張っても尖らないから大丈夫」とこれまた微笑まれた。
そんなに彩花ちゃんと接触している回数、実は多くないのに、この好きで好かれている感じ、なんなんだろう。うれしい。
もう2回目も終わって、3回目のための課題をやろうってときに、まだ1回目のことをぐるぐるしながら、歩いているのでした。
ちょっと歩みが遅いけど、ちゃんと拾って歩いていこう。
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