薪は同じ。空気が違う。それだけでよく燃える。
寒い。今週は明け方にマイナスの気温になることもあった。薪ストーブで暖をとる。自分で薪を焚べるようになって、わかったことがある。
******
こんにちは、こんばんは。くりたまきです。
着火するときの薪の組み方もわかったし、その後の薪を焚べるペースも掴めた。
気をつけないといけないのは、空気の通り道をつくること。わたしが使わせてもらっている薪ストーブは、薪を入れる扉の下に空気の通り道が設けてある。ここの開き具合で、薪の燃え方がかなり違う。
よく燃やしたいときは開き、ある程度燃えてすでによい状態のときは細くする。薪を足したばかりのときには、広く開けておくのがいい。
空気が、炎を支配する。
これって、おもしろいし、大切なことだと思った。
アイデアが出なくて頭を抱えるとき、視野が狭くなっている場合がある。
こんなときは、薪ストーブで言うと、つい薪に原因を探してしまっている気がする。湿ってるんじゃないか、木の種類がよくないんじゃないか。薪を変えたり、新しい薪を探しに山に入ったりする。ただ、空気の通り道をつくって、多くの空気を入れてあげるだけでよく燃えるのに。
目に見えないものを、ちゃんと使う。それができたら、薪ストーブの火は大きくなり、わたしたちをあたためてくれる。
薪ストーブって、ほんとにあったかいんだよなあ。
30minutes note No.942
さいごまで読んでくださり、ありがとうございます! サポートしてくださったら、おいしいものを食べたり、すてきな道具をお迎えしたりして、それについてnoteを書いたりするかもしれません。