おうちでぬか漬けを、漬けています。
ぬか漬けを漬ける生活がはじまって、3週間が経ちました
ぬか漬けのことを教えてくれたのは、いわあゆさん。
いわあゆさんのプロフィールにもあるとおり「ズボラでもできる発酵食生活を応援する『カラダメンテキッチン』では発酵調味料&季節の手仕事ワークショップを開催」してるので、最初に使うぬか床も用意してもらって、ラクにスタートできました。
「毎日かき混ぜないといけないんでしょう?」
「大変そう」
「なんでぬか漬けなの?」
「飽きない?」
ぬか漬けを漬けてるというと、そんなふうに言われることがあります。全然大変だと思ってないので、逆にびっくりしちゃいます。
でも、そういえばわたしも最初はぬか漬けのイメージってそんな感じだったな、と思い出しました。ぜんぶいわあゆさんのおかげで、楽しく続けられているんです。
わたしが参加した会ではないんですが、最初のワークショップの様子をいわあゆさんがnoteに書いてくれてます。(わたしはこのとき行けなくて悔しかったので、個別にワークショップをお願いしました)
このnoteのトップ写真を見ただけでも、わかるでしょう?カラフルでおいしそうだってことが。
定番のきゅうりや人参だけでなく、ミニトマト、パプリカ、ゆで卵、こんにゃく、ソーセージ、などなど。「え、こんなものも漬けていいんだ?」という発見がいっぱいあります。
最近、カラダメンテキッチンのなかではバナナやりんご、キウイなど、くだものをを漬けるメンバーが続出!みんなおいしいと言っているので、衝撃を受けました。
ぬか床自体もとてもよくて、匂いもきつすぎないし味もいいんです。いわあゆさんが、とてもおいしいぬか床屋さんを紹介してくれて、追加のぬか床もこのあいだ同じお店で通販でお友だちと一緒に買いました。漬けたものを洗わなくても、そのままぬかごと食べておいしいんです。
ぬか床は、つねに発酵しているものなので、味が変わります。きっと、わたしも最初のぬかどっ子さんの味とは変わっているはず。
じぶんのぬか床の味が不安になったときに、いわあゆさんがこんなふうに言ってくれました。
「ぬか床は生き物なので、味が安定しないのが当たり前です。あまり酸味に過敏になりすぎると、ぬか漬けを楽しめなくなってしまうので、自然の変化を楽しんでくださいねー。融通が効かないのは子育てみたいなものですね笑。スローライフを楽しんでください」
この言葉をもらってから、ぬか床が生きているからこその変化を楽しめるようになりました。そして、ぬか漬けを漬ける意味も、わたしのなかで新しくなりました。
『毎日のメリハリを、漬ける。』
なんて、思いつきでキャッチコピーにしてみたら、ちょっと……ダサいですけど。でもそんな感じです。
仕事に追われて毎日を過ごしていると、無味無臭のような日々の繰り返しを生きていると勘違いしてしまいそうになるときが、わたしにはあります。
そんなときに現実に引き戻して、視野を広くしてくれるのが、ぬか漬け。今日はこんな味なんだ、とか。気温のちがいで漬かる時間が変わるなあ、とか。旬の野菜を漬けてみると、季節を感じるなあ、とか。一つひとつの変化が、いとおしい。
これは、わたしが部屋に花を飾っているのと、似ているんだと思います。今日は蕾がひらいたなあ、とか。ちょっと色が変わってきたなあ、とか。この季節には花屋さんにこういう花が多いんだ、とか。
暮らしをいとおしむために、わたしは部屋を片付け、花を飾り、ぬか漬けを漬けます。
野菜を毎日食べるようになったとか、ぬか漬けにするとビタミンの量が増えて健康にもいいとか、「腸活」にもいいとか、単純においしいとか、いろいろプラスの理由はあるんですが、そんな感じで、毎日ぬか漬けを続けています。今後も続けていきたいです。
あたらしい世界を教えてくれた、いわあゆさんに感謝!
今夜、はじめて漬けてみた、りんごを食べるんですよね……。どんな味なのか、今からわくわくどきどきです。
さいごまで読んでくださり、ありがとうございます! サポートしてくださったら、おいしいものを食べたり、すてきな道具をお迎えしたりして、それについてnoteを書いたりするかもしれません。