ジェンダーギャップが埋まらない理由

ジェンダーギャップ指数が常に下位の日本

2021年も、宗教的理由もないのに156位中120位

なぜ埋まらぬギャップ!!

政府も企業も一生懸命?考えていると思うのですが、、、

でもですね、

私、わかっちゃったんです!

わかっちゃった気がするんです!

というのは大げさですが、なんとなく気づいた構造について説明してみる。

突然ですが、我々のような20代後半から30代の会社員世帯がどういう状況にあるかというと、

まず就職時ですが、私の大学レベルだと

優秀な男性は大企業の総合職に就きます。

普通の男性も一部は大企業で、残りは大企業のグループ会社か中小企業の総合職です。

優秀な女性もごく一部は大企業の総合職に就きます。

残りの優秀な女性は、中小企業の総合職か、大企業一般職です。

普通の女性は中小企業の総合職か一般職です。

まあ大企業の多くが男性採用比率が高いのでこうなりますよね。

ところで結婚する相手って、学歴が同じくらいの人同士が多くないですか?

同じ大学とか同じ会社とか。

そうすると、社会人になって数年後に結婚すると

そう、男性の方が学歴は同じはずなのに、給料が高いのです

こうして家庭内で給与格差が生じます(うちのこと)

これは女性が努力しなかったでしょ説ありますが、

それも当然あるのですが、

社会システム上そうならざるをえないというのも事実です。

少し話変わりますが、

日本企業の多くがまだまだ遅い時間まで働いていますよね。

特にコロナ前までは残業が当たり前の人も多かったのではないでしょうか。

私、子供ができてすごーく大切なことに気が付いたのですが、

「こどもの健やかな成長のために、親との時間は思ったより必要で大切」

私もバリバリ働きたい思考の人間だったので、こどもは半分保育園に育ててもらおうなんて考えていたのですが、

こどもが明らかに親との時間を欲しているのです!

喋れない頃からそうだし、話せるようになるとそれをダイレクトに伝えてくる!!

こどもが保育園エンジョイしまっくっていたら私ももう少し長く保育園にこどもを預けて働くことができたでしょうが、あれだけ一緒の時間を求められたら仕事している場合でなくなる

そして多くの働く親が同じことを思っているはず(?)

で、仕事のウェイトを下げているかと

「こどもが最優先になるわそりゃ!」って思っているはず

でですね、ちょっと話し戻しますが、働く時間が長い日本において、こうなると父母のどちらかが働く時間を短くするのです

この場合、家庭内で給与の低い方が短くしますよね、恐らく

そうせざるを得ない圧力ありますよね(うち)

給与差がない家庭においても、日本では女性が子育てする風潮があるので、やっぱり女性が仕事を減らす傾向にあると思います。

逆にいうと、パパが仕事減らして育児に携わりたいと思っても、パートナーからも会社からも世間からもなんとなく許されない雰囲気があるケース、多いと思います。

例えば時短にするとさ、給料ものすごい減るし、

なぜか家事育児も大半を自分がやることになる(あ、一人称になった)

こうして仕事へのやる気はなくなり、社会での活躍の道を断念する人は本当に多くいらっしゃると思います。

だって子供が何より大切ですもの。

もう一つ言うと、子育てってものすごーく体力と精神力勝負なので、仕事に全力使い切ると、もたない。自分がもたない。余程のバイタリティーある方でないと生きていけない。これも仕事のウェイト下げる理由かなと。

ところでジェンダーギャップが少ない海外の国に目を向けると、

まず元々働く時間が短いので、あるいはフレックスなので、

べつにどちらかが極端に働く時間を短くする必要がないのですよ。

ふたりでフツーに働きながら、ふたりで子育てできる

家庭内給与格差だって日本みたいに顕著なわけじゃなさそうだし。

仕事に全力使い切ってあとのことは何もできませんとかも少なそうだし。

なるほど、働く時間が長いことにより、日本ではこどもを持つと仕事人の半分が、フツーに働けない状況が生じているようです。

ここまででわかったこと、

男女関係なく活躍できる社会を作るには、

労働時間を調整できる環境と、男女採用比率50:50にし給与格差をなくす、この2点が大切のようだということ。

ふむふむ

ん?でもこの時企業が何より大切にすべきことって、、、

この二つを必ず同時に行っていること!!!

ではないでしょうか?

この両方が整っていない限り、ジェンダーギャップという側面は解決できない構図だったのか。一人で納得しましたw

そんなことわかっていると言われそう、、、

でもわかっていないですよね!??

そして今はDXで劇的に働き方を変えることが可能ですよね。

企業はDXに取り組み、一般職という職種もなくす

あと時間でしばる働き方もなくす

裁量労働、採用比率半々、

そして、男性も女性も同じように育休を取れる環境を作る

こうすれば、社会進出という面において、ジェンダーギャップが埋まっていくのかなと思いました。

あくまで個人が考える一例にすぎませんけどね。。

それにしてもまさかね、日本人の勤労勤勉が女性活躍の妨げになっていたとは。

仕事が好きでない方は、今すぐ長時間労働は辞めましょう

仕事が好きでずっと働きたい方は、それを許してくれるパートナーを見つけましょう

実は私は結婚前から、夫には共に働き共に子育てしましょうねと言っていました。

しかしふたを開けてみれば、妊娠から娘2歳までほぼ100:0で私が家事育児をしました。娘が10か月で仕事復帰した後もよくて95:5。

人生で一番楽しみにしていた旦那さんとの育児がまったく実現しませんでした。最初は夫選び間違えたかなとも思っていましたが、日本人男性を選び日本での育児を選択した時点で、他の男性だろうがそう変わらない現実があったかもとも思えます。

夫は仕事頑張っててえらいのですよ

けど産後クライシスってことがあることを、これから子供をもつ男女には知ってほしいですね。

自分のこどもが女の子なだけに?いろいろ考えちゃいました。

この先男女ともに、仕事も家事も育児も、自分の好きなように選択しながら、社会の圧力関係なしに、その家庭らしい多様なあり方があればいいなと願っています。

おわり

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