パソコンとか女性とか、好きとか嫌いとか、比較しないと分からない

たまに、彼女さんに質問されることがある。

「どんな女性が好きなの？」って。

きまって答えに困る。

「これといった像」がないからだ。

確かにロングヘアは好きだ。
でも、例えば年上/年下とか高身長/低身長とか、クール/ゆるふわとか、そういう好みが明確ではない。

ロングヘアすらも、可愛いボブの前では大した問題ではなくなってしまう。

要は、みんな可愛いのである。

(めちゃくちゃ誤解を生みそう)

でも、これは自分の女性経験の浅さに起因するのかもしれない。

先日、大学入学時からずっとメインで使っているノートパソコン(dynabook)を修理に出した。
キーボードが破損してしまったからだ。「O」だけ外れかかっていた。
そう、あの東芝“だった”やつですね

代替機として、親が使っていた富士通製ノートパソコン(LIFEBOOK)を借りた。
2週間くらい、これを使っていた。

この両者の特徴は全く異なる。

dynabookは13.3型非光沢IPS液晶で、テンキーレスのキー配列。
キーストロークが浅めなので、軽い力で“てくてく”打てるイメージ。
タッチパッドの感度は良く、吸い付いてくる感覚がある。
ヒンジはちょうどよく、キー側を押さえなくても開く。Macbookみたいな感じ。
めちゃめちゃ軽い(1.2kg)ので、持ち運び最強モデル。

LIFEBOOKは15.6型光沢IPS液晶。テンキーはついてるので、数字入力が楽。
キーストロークが標準くらいなので、dynabookよりも力が必要。
タッチパッドが全然だめな代わりに無線マウスが標準付属してる。
ヒンジは固めで、dynabookやMacbookのようにはいかない。
バカみたいに重たい(2.5kg)けど、画面はタッチ対応。

dynabook(RZ63/BS)は2016年冬モデルなんだけど、LIFEBOOK(AH77/R)は2014年5月モデル。
年の差や会社の差はあるけど、一長一短。dynabookはコイル泣き(˘•̥ω•̥˘)しがちだし、メモリも記憶容量も慢性的に足りない。
LIFEBOOKはファンの音が若干うるさいけど、RAMもROMも余裕アリアリな設計。

これだと「どっちが良い」って言えないけど、でも感覚的にdynabookの方が好きだと分かった。

僕は物書きをすることが多い。このnoteだったり、文春野球学校だったり、小説だったり。
つまり、タイピングの感覚が重視されてるんだと思う。

人にもよると思うんだけど、物書きは自宅じゃない場所でも作業をしたりする。
持ち運びが非常に楽で起動も素早いと、それだけでモチベーションが向上する(気がする)
よくミスドとスタバで文章書いてます。この社会情勢だから最近は控えているけど。

LIFEBOOKは持ち歩く気にならないくらい重いし、バッテリーは完全に消耗している。箱入り娘にしておきたい

めちゃめちゃ誤解生みそう

これらのことが分かったのは、dynabook(RZ63/BS)を修理に出したからだし、LIFEBOOK(AH77/R)を使う機会があったからだと思う。

それよりも前に使っていたパソコン(今は市民権を完全に失ったWindowsVista搭載クソ重dynabook)やタブレット(ASUSの2in1Androidタブのくせに充電中にしか画面タッチできないクソ端末)なども経験している。

20余年間の経験(実際にはもっと短いけど)で、やっとここまでたどり着いたんだと思う。

もしここまでパソコンに興味がない(関与が低い)のであれば、ここまでの好みは明らかにならないだろう。
せいぜいデスクトップパソコンのようなキーボードよりもノートパソコンの方が好き、くらいだ。

でも、私はパソコンへの関与が高い方だ。吉田製作所の視聴者だったりする
自作PC憧れるよね、メモリ32GBくらいにはしたい

反面、これといった女性の好みが見当たらない。
やっぱり、みんな可愛い。

似たようなこと、同期も言ってたな……

パソコンにこだわらない人が、「動けばいいや」くらいに思っているようなものかもしれない。

あくまで「かもしれない」だ。

でも、そんな自分でいいのか、自分は疑問に思っている。

カッコよく言えば審美眼、分かりやすく言えば「見る目」が養われていない。流石にそれはまずいだろとは思っている。危機感みたいな。

でも、好みって比較しなければ分からないと思うんですよね。

残念ながら、比較検討できるほど、私は女性経験が豊富ではない。

このロジックだと、私はいつまで経っても審美眼が養われない。
困った。完全に困った。オチもなにもない。

と、ここまで書いて、はたと気づく。

見た目より性格重視なのではないだろうか、と。

性格が自分に合うかどうか。
価値観の相性が自分と合うか、とか。

ちょうどパソコンの内部スペックを自分と照らし合わせるように。

この具体例だとあたかも「女性をスペックで判断している」みたいに思われそうだな

上手く自分の感覚を言葉にできない。アウトプットはまだまだだ。