【2泊3日松本市ひとり旅】 2日目 美術館〜ツルヤ編
1日目はこちら。
6時半に起床。リズムができている。
布団の中で『百年と一日』を読む。
7時半。他の宿泊客が朝ご飯のタイミングでお風呂へ。私は8時に朝ご飯。
意外と同じように考えていたお客さんがいて混んでいた。
露天風呂へ。見上げると曇天。今日は昼から雨らしい。私の旅行で雨が降らないことはない。
木の葉っぱでいい感じに空が遮られている。映画『PERFECT DAYS』を思い出した。
朝食後、部屋のNESPRESSOを使ってコーヒーを飲む。NESPRESSO、美味しいなあ。カプセル代が高くつくと聞いたことがあるけれど、ワンタッチで美味しいコーヒーが飲めるのは強い。
10時過ぎ。宿を出て松本駅行きのバスに乗る。バス待ちの列って電車待ちとはまた違う感覚。遅れるのが普通なのでそれをじっと待つ間の一体感がある。
歩いて松本駅へ。まだ天気はもっている。
ふとチーズバーガーを食べたくなり、駅前のマクドナルドへ。こんな旅があってもいいよね。
『百年と一日』の続きを読む。昨日読んだ『灰の劇場』とリンクして、日常の尊さを感じる。物語が交差する、これぞ読書の醍醐味だよね。
2階の席の隅っこが壁に囲まれていて落ち着く。松本に住んでいたらここが私の特等席になっていただろうな。
何度も来ているせいか、松本の町が自分に馴染んでいる感覚がある。これぞ「日常」。
駅ナカのMIDORIをうろうろする。本屋もスタバも空いていて、都内との差を感じる。地方都市はどこもこうなんだろうか。人口流出が進んでいると聞くけれど。
そんなことをあれこれと考えながら、駅の反対側に出て歩く。
小雨が降ってきて少し寒いくらい。昨日は暑かったのになあ。
さっき駅前の温度計を見たら16℃だった。昨日と10℃近く差があるかも。
長野県のスーパー「ツルヤ」にきた。
「なぎさライフサイト」という小規模ショッピングモールの中にある。隣にはめちゃくちゃでかいドラッグストア。地方あるある。
名物のおやき・りんごのお菓子と、飲むヨーグルトを購入。
宿に戻ってきた。冷えたのでまずはお風呂へ。やっぱり露天風呂さいこう。
その後部屋でゆっくり本を読む。だいぶ暖まったので窓を開けたところ、いい風が入ってきた。
さらに眠くなったのでお昼寝もした。贅沢〜!これぞ連泊の醍醐味。
起きたら夕食まで30分だった。その後昨日より早めに夕食にお呼ばれ。いそいそと向かう。
そして「山の中に来ていただいて何なのですが…」というご紹介から、こちら。
地のものに変にこだわりすぎず、「本当に旬の美味しいものを食べて欲しい」という思いを感じた。嬉しいです。
同じ部屋に私ともう一方連泊のお客さんがいたのだけれど、昨日と同じメニューにならないように考えられているみたい。このあたりも流石です。
私の地元でも山菜が採れるので、今度帰ったら食べよう。
今月時期をずらして帰省する予定。祖母が作ってくれる山菜料理、昔は苦手で避けていたのに今は恋しい。
こうして旅に出る程、地元が好きになる。日常がグッと恋しくなる。
地元と呼べる場所があることって当たり前じゃないよなあ。色々と経験させてくれた両親に感謝。
ちなみに唐辛子は韓国のもの。香り高くて美味しかった。
長野には有名な美味しい唐辛子があるので、それが出てくるものと思っていた。
ここも「1番美味しく食べてもらうための心配り」が現れていて感心してしまう。
3日目に続く。
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