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レディ・バード 感想 お金は人生の成績表じゃない

レディ・バードみました。

かなり評価が良い映画のようですね。
個人的には「普通」って感じでした。

ざっくりあらすじと感想を。

カルフォルニア州サクラメント(多分アメリカでは田舎)に住む高校生が州外(NY)の大学に行きたくて親と揉める話。

この手の青春(ちょい非行にはしる)物語ったいうのはもう何番煎じだよってくらい使い古されたネタなので、私的にはあーハイハイって感じでしたね。
ただ、使い古されたネタにもかかわらず、1時間半“見せる”という意味で、レディ・バードはなかなかできた作品だと思います。

主人公はクリスティンっていう名前なのですが、ありきたりな名前だから気に入っておらず周囲にレディ・バードと呼ばせているようです。(あとでネット検索してわかりました。このあたりの背景はアメリカ文化理解してないとちょっとわかりづらい)
しかし最後に、NYで、衝突していた母の愛を終ぞ理解しクリスティンという名前を付けてくれたこと、今までのすべてに感謝して終わります。

つまり、クリスティンなんてダサいし嫌だという親への反抗期から、一歩大人になり、親の愛を理解する成長物語って感じかな?

反抗期の主人公は、初の彼氏がゲイだったり、初体験に夢見がち(実際は大したことなくて凹む)な少女ですが、すべてから回っている。
でも、大人になったら、そんな空回りすらできなくなるのだから、この作品は一言でいうと誰もが通る「青春」を描いている。
だから評価が高いのかもしれませんね。


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