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タリーと私の秘密の時間 感想

Amazon primeの年1更新時期が来まして、解約するかすごく悩んだ。
悩んだけど、結局更新しました。
最近のAmazon配達のクソさ、サービス低下にイライラはしているものの、やっぱり便利!悔しい~!
prime videoはもちろん、Kindleのレシピ本が意外と無料で読み放題なんだよね。

ということで、video見ないともったいないので映画見ました。が。
誰かおすすめ洋画教えてほしい。もうprimeにあるめぼしい洋画はほとんど見切っている気がする。

そんな中、探しまくって今回見たのが、「タリーと私の秘密の時間」です。邦題がクソセンスなのはさておき……

面白かったですよ!
ひとつ前の記事に投稿した「プロミシング・ヤング・ウーマン」同様、これは”あたり”の範疇です。

あらすじ&感想

育児疲れ(3人目の出産)で病んでしまった女性が、タリーという子守の”妄想”を見て、最後飲酒運転で事故を起こし病院で目を覚ます(一命はとりとめる)

タリーというのは実は結婚前の自身の名字。
この子守がいることで調子を取り戻す主人公なのですが、実際にそんな子守は存在せず、本人の躁うつ病による幻覚なんですね。(=落ちです。視聴者も最後で気づきます)

じゃあワンオペ主婦で、クズ旦那なのかって言われると、旦那もそんなにクズでもないんですよ。仕事はするけど、育児は母親任せなだけ。まぁ、子供3人で大変な専業主婦ってやつです。ただしシッターを雇えるほど裕福ではなさそう。

女性の尊厳を大切にするアメリカらしい映画だと思います。
私は女のくせに専業主婦”是”、ワンオペ”是”タイプ(まぁ実際未婚なのでそう思っているだけかもしれませんが、仕事に生きたくないタイプなので)なので、この映画の言わんとする夢(や仕事)を追う時間もなく育児=人生で病んでしまう女性もいるというメッセージには、そんな人もいるんだなぁ程度ですが、エンタメとして面白かったです。

育児につかれてしまう気持ちがとてもわかるような演出もうまいし。(うるさい子供の泣き声など)
映画って別に共感がすべてじゃないですよね。
別に共感できなくても、見識を広げる意味もある。
だから、押し付けない程度のほどよいメッセージ性の塩梅がうまいこの映画は良作だと思いました。

あと原題は「TULLY」らしいけど、邦題も「タリー」でよくね?
なんでわざわざダサくするかなぁ。B級映画みたいになってるよ。

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