コリーニ事件 感想
みました!
裁判の話ですが、後半に向けて真相が明らかになっていくと、だんだん面白くなっていきますね!
要約
自分を育ててくれた恩人を殺した殺人犯を弁護する新人弁護士の話。ドイツの映画。
実は殺された恩人はナチス武闘SS?のメンバーだったがドイツの法改正により罪を免れていた。イタリアで幼少期、父を殺された殺人犯は復讐のために殺した。
というお話。
最後裁判は殺人犯有利(法律の正当性に疑問視)になるが、判決の日の前の晩、犯人は自死した。
感想
なんで死んだの?って思ったけど、Yahoo映画の感想を読んでいたら、「ナチスの幹部だった被害者は罪を免れて生き延び(最低)、復讐を終えた殺人犯は、復讐と言えど人を殺した罪の意識から自死した(素晴らしい)」と書かれており、納得。
確かに如何なる理由があれど、殺人が罪というのは常識だもんね。
常識は必ずしも正義ではないわけですからね。
ちなみにこの映画の影響で実際にドイツの法律が改正されたと知り、驚きました。
戦争犯罪って難しいですよね。
その時その場所にいなければ状況はわからないわけで。
戦時っていうのはイレギュラーなわけですよね。
誰が悪いとかあるのかな。
あえていうならば、戦争が悪いんじゃないかな。
個人にその責を問うのってどうなのかな。
たとえばやむを得ず殺人を犯した人もいるだろうし。
でもイレギュラーな状況に乗っかって本能のままに大量殺戮する人間がまともとも思えないから、本当に戦争犯罪ってむつかしい。
と思いました。
ナチス系の話見るといつも思うんだけどヒトラーって相当厨二病だよね。
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