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真鶴移住日記#0-1

来月の1日から、神奈川県の端っこにある「真鶴半島」に移住する。丸5年間住んだ横浜とは、これでお別れ。

「どうして真鶴に?」と最近よく尋ねられる。友達がいるから、町の穏やかな雰囲気が好きだから、元々港のある小さな町に住むことに憧れていたから、など理由はいくつかある。

制約も少なく、ある程度好き勝手に生きられる20代、それも前半というタイミングで、「今しかできない選択だな」と感じた。来年の今頃は、どこにいるかな。1年半くらいは住みたいなと思っているけど、どうだろう。

1/8〜1/10にかけて、2泊3日で真鶴に行った。横浜や東京とは比べものにならない人の少なさ、町の静けさ、なんだか別世界に来たみたいだった。不思議と、心も穏やかになった。モノも人も少ないから、外界からの刺激も減る。その分、余計なストレスやプレッシャーを受けないせいか、とても心地よかった。時間の流れがとてもゆっくりだったことが、一番の驚きだった。

滞在期間中、いくつか地元のレストランや喫茶店、商店を訪れた。うまく言葉で言い表せないけれど、「血が通っている」感じがした。近くの海で獲れた魚、近所の畑で採れた野菜、同じ町に住んでいるオーナー、よく知らないけど声をかけてくれたお寿司屋さんの大将さん。どれも、普段の生活には無いものだった。

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ブレブレだけど、家の近くの高台から撮った町の写真。どんな気持ちで撮ったか、あんまり覚えてないな。これからどんな人たちと知り合えるんだろう、とかだった気がする。もっと綺麗な写真を撮ってSNSにあげる予定だったのに、微妙だったから、まぁいいや、と直ぐに諦めた。

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駅前の居酒屋?食堂?で撮った一枚。小学生くらいの女の子がお手伝いで働いていた。動きがテキパキしていて、すごいなと思った。その子が書いたものかどうかは分からないけれど、お店を出る前に見つけて、とてもホッコリした。ほんとに、みんなが幸せになってほしい。心からそう思って書かれた言葉だ、とその時思った。だから、写真を撮った。

荷物運びは来週の19日(水)。自分で車を借りるつもりだったけど、家の目の前の道路を見た感じ、一人では無理そうだ。計画性が微塵もない。

2/1から、どんな生活になるだろう。不安は、そんなにない。週一の通勤、片道2時間をどう過ごそうか。

あ、今日の帰り道、電車の荷物棚にリュックを置いたまま忘れてしまった。あんまり反省してないところがヤバい。

おわり

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