M kazu

ハート・プラスの会に入会しました。 内部障害者のお持ちの方々と共に暮らしを考える輪を作…

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ハート・プラスの会に入会しました。 内部障害者のお持ちの方々と共に暮らしを考える輪を作りたい。 経済が生み出す社会を創造したく、 福祉経済学、もう一度紐解きます。

最近の記事

「音色」 8  キツイ

リハビリは歩くことから          2ヶ月間の入院で「筋力が抜けた?」なんか自分でも気が付いていなかった。      結構な数のスポーツをこなしてきた筋肉はみごとに痩せ細るなんて驚きです。  廊下を20メートル程、歩行器で歩く 筋力がないことの寂しさより、呼吸に辛さがないことに感動。                  廊下に置いてある椅子に移動し、理学療法士の指導に相槌を打つものの、立ち上がる度に苦笑い。体重が減り、こんなに筋力が無くなるとは想像以上。でも、身体が軽

    • 「音色」 7 リハビリ

      まだ、CCIから出られないが点滴の数が減っていく。食事も待ち遠しいく、経過が良いと感じる。 朝、看護師さん2人がやってきて 足は動く。自分の体が軽く感じた。 馴れたもので、あっと言う間作業が終わりました。3日目かな?なんか背中が痛い、辛いくらい痛い。担当の看護師さんに すぐに返事があり、 薬を頂いて昼寝。夕方からの担当になった看護師さんに事情を話すと あ…そうか、開く、手術…開く  ため息がでました。           「惑星からの物体x」のワンシーンが脳裏に

      • 「音色」 6  CCI

         安堵  手術が終わった、、、、ほぅ  静かな病室にずらりと並ぶ点滴に囲まれている自分をしっかり認めました。手術が終わり、術後ケアが始まっている自分を感じました。       助かった 間違いなく、、ため息もできる。 「心臓の手術しましょう」と言われ、今こうしてため息がでた自分に  生きてる 頑張ろう  何度も繰り返し、言い聞かせる。  目を開けたときから、身体に自由がない事を体感。これも、すぐに受け止めました。  ベットの上では口が乾き、上手く喋れる事がで

        • 「音色」 5  鼓動

          夢、?       暑い 、ァーっ なんか、とても暑い。流れる汗が凄い    うー、 誰かが身体を拭いている。声が出ない。爽やかに風がくる。口が、動かない、、、 どのぐらい経ったかな、     聞こえますか? 手叩けますか、 無意識に、手の平で2回合図。「出来ていますね」周りに何人かいる気配がした。頭の中では、反応している自分に気付いた様な。 「もう、管抜きますよ。少し息吐いて、」次の瞬間、「何か抜かれている、」 ウォー、オー、 そして、何かが口から出た。「

        「音色」 8  キツイ

          「音色」 4 目が覚めた

          朝 フーッと、自分の息を感じた。反射的に目が開き、白い天井が見える。     あー、生きてる 「目が覚めましたね、手術終わりましたよ、」と明るい声。          ccu、冠疾患集中治療室担当の看護師さんの爽やかな口調に癒やされた。無事、手術が終わった事に気がついた。 前日 札幌水源地通りにあるこの病院に救急車で運ばれたのは3日前。 北見市内からの転院、4時間弱ずーっと「ピーポー」を聴いてました。こんな長時間のサイレンを聴く体験はなかなか無い。室内のストレッチ

          「音色」 4 目が覚めた

          「音色」 3  覚悟

           入院して、前の病院から通算3週間経ちました。夜は早く眠りに入り、朝の目覚めは早い。いつもの様に朝6時頃に「体重量ります」 ガラガラ と奏でる移動式の体重計が病室まで運ばれる。「体重は62キロ切りましたね。三日間で2キロは減りましたね。」そして笑顔で、馴染みになった介助師さんが心を込め、さらに一つ思いやりの気遣いで「手術頑張れば、元気になりますよ」と励ましてくれました。 縁 感謝 「点滴の針、交換します」と病室に看護師さんの声が。毎日の24時間点滴で、何回もの針の交換

          「音色」 3  覚悟

          「音色」 2    病名判明。

          大動脈弁閉鎖不全症 僧帽弁閉鎖不全症  と三尖弁閉鎖不全症 そしてまだまだ、   最初の入院。 令和2年3月はじめの夜中。今まで経験の無いほどの息苦しさに耐えられなく、横になって眠れない。茶の間のソファーに座りどうにか耐えていた。家内が「どっか変だよ、病院に行こう」。なんか、お腹が張って息苦しいしいかな、又尿管結石かな?ぐらいの気持ちで緊急外来で当直医の先生に症状を話しました。お腹付近のレントゲンを見ながら、「悪い様子はないな、もう一度今の具合教えて貰いますか?」の先生に

          「音色」 2    病名判明。

          「ハート・プラス」マーク

            ハート・プラス 思いやり❗  この春から、特定非営利法人ハート・プラスの会(全国組織)会員となりました。身体障がいには、視覚障がい、聴覚・平衡機能障がい、音声・言語・そしゃく機能の障がい、肢体不自由の他に内部障がい(心臓、呼吸機能、じん臓、膀胱・直腸、小腸、免疫機能)」があります。 「ハート・プラス」とは、内部障がいを意味する「ハート」マークに思いやりのこころを「プラス」する願いが込められています。内部障害・内臓疾患」というハンディがこの国ではまだ充分に認識されていませ

          「ハート・プラス」マーク

          「音色」 1    序章

          還暦になる年は人生の転換期かな、なんか新しい年代へ期待し心がワクワクしてました。 若い頃からの地方経済の活性や観光集客の取り組みも、機敏さがなくなってきたかな? やはり体力の衰えは還暦を迎える身体に相応してるのかな? ちょっとだけ寂しい感じに、口には出したくないと思ってました。 令和2年冬、雪はねをしている時に身体の異変に見舞われました。          息が苦しい、立ちくらみが酷い、階段が登れない!何か今日は疲れが溜まってるんだな、と何ら不安はなかった。数日後、更に

          「音色」 1    序章