褒められるのも好きだけど、しょうがないねと許されることに愛を感じる話

月に2本更新をキープしたいなと密かに目標を立てています。文章を書くことは好きです。自分の内にあるものを表現することが好きです。そして、それを知ってもらうこと、受け入れてもらうことは穏やかながらこの上ない喜びだと思っています。取り留めのない文章ですが、読んでくたさってありがとうございます。

さて、今日は(も?)自分語りをしていきたいと思います。今回はわたしの性格のお話です。

こう見られたいな、と思う性格は
・やさしい
・穏やか
・余裕がある
・スマート
・人当たりが良い
・可愛らしい

自覚している性格は
・喜怒哀楽がはっきりしている
・気が短い
・せっかち
・甘えた
・負けず嫌い
・見栄はり

かなりギャップが大きいです。笑
やさしくて穏やかで道とか聞かれやすい人になりたいですが、実際のわたしは強そうで思ったことが人前で言えて、他人の子どもがファミレスで走り回っていたら注意するようなタイプです。人当たりは悪くないとは思うんですけど。恥をかくことや失敗があまり怖くないので物怖じもしないし、ある程度社交性はあるので初対面の人とそれなりに楽しく話すことも苦がなくできます。中学では卒業生代表で答辞を読み、高校時代は生徒会長で行事毎に登壇していました。急に3分スピーチを振られても、ある程度のことは話せると思います。こういった自分の強みは理解していますが、その強みを好ましいと思えていません。嫌なわけじゃないけど、なりたい自分とは違う。できるからやってきた。得意だから機会が多かった。ただそれだけ。そんなフラストレーションのようなものが、薄く胸に張り付いています。

「社交的だね」「堂々としているね」「しっかりものだね」
褒められる自分は、わたしのなりたいわたしではないので、褒められたことつまり一定の評価をもらえたことは嬉しいけれど、心が動くことはないです。褒められることでその人への好意が大きくなるとか、心が踊るとかそういったことはほとんどありません。
反対に弱みを受け入れられることがとても嬉しくそのことにとても弱いです。
「意外と抜けてるよね」「体力ないんだから無理しないで」「苦手でしょ?やってあげるよ」
自分のダメなところ、一般的にはなおすべきところを「しょうがないな」と受け入れられたとき、その人のことがすごく良く見えるしグッと好きになります。分かってくれている。頼っても良いのかも。甘えさせてくれそうだな。そう感じたとき、グンとその人への心理的な距離感が近くなります。
強みはある程度セルフプロデュースしたもの。弱みはありのままの自分、武装していない自分。プレーンな自分自身を許されたような気持ちになることが、わたしにとって、とても嬉しく気持ち良いことなのだと思います。

こう振り返ってみると恐らくわたしは根っからの甘えたで、かまってちゃんです。少し前に書いた下記記事でも触れていますが、元来依存心が強い性格で、今は依存先を分散することでバランスをとり健康な精神と人間関係を保っている状態です。

「しょうがないな」と許してもらえる関係は一朝一夕にはつくれません。関係を深めるまでに至らず疎遠になってしまった人もたくさんいます。話したり遊んだりごはんを食べたり旅行に行ったり。同じ時間を過ごす中で、相手を知り自分を知ってもらい、空気感を共有できて居心地の良かった人、あるいはある程度のちぐはぐさはありつつもいっしょにいて楽しかった人が友だちとして残ってくれていると思います。本当に貴重で、心から有難いと思っています。

少し話はずれますが、良好な人間関係の秘訣は期待しないことだと思っています。諸先輩方が口を揃えておっしゃることですよね。わたしも最近になって、心の底から素直な気持ちでそう思うようになりました。
期待しないことは、「どうせできないだろう」「言っても無駄だ」と相手を劣等だと見做すことではありません。相手が自分の望み通りにしてくれると思わないこと。相手を自分とは違う一個人として尊重することだと思います。そして突き詰めると、ありのままの相手を受け入れるということです。

友達にプライベートの予定はなるべくガチガチに決めずフレキシブルにいきたい子がいます。待ち合わせは○時くらい、とふわっと決めてお互い当日電車に乗ったら着く時間を連絡します。12時くらいと決めていても、その子はだいたい30分から1時間遅れて来ます。最初はびっくりしましたが、ちょっとゆっくりなんだなあとだんだん学習していきました。その子との約束のときは、一応決まった時間くらいに現地に着きますが、ウィンドウショッピングをしたりカフェで本を読んだりしてゆっくり過ごしながら待つようにしています。たぶんその子のことが好きでなかったら、2~3回目から遊ばなくなったいたと思います。でもいっしょにいて楽しいし学びが多いし、新幹線や飛行機など間に合わないと困る時間にはきちんと来てくれるので問題ないと思っています。それにわたしに足りないところを持っている子で、靴ずれしたら絆創膏くれたり、旅行のときに「酔い止め飲む?」って分けてくれたりします。すき。
友だちといてイライラしたり気になったりすることが少ないのは、お互いをよく理解していて思ったことは伝えられるからだと思います。「相手に期待をしない」でなくて「自分勝手な期待を押し付けない」が正しいのかもしれません。思うことがあるなら伝える。コミュニケーションをとって落とし所を見つける。約束を反故にされたとしても「なにか理由があったのかも」と思い遣る。許し許されて支え合える関係が、しあわせとか心の安寧をつくるのだと思います。
とか言ってますけど、会社ではイライラしたり不機嫌になりそうになったりしてるんですけどね笑
狭いコミュニティ内では付き合う人間を選べないのが辛いです。

さてさて、かなり話がずれてきてしまったので今日はここまでにします。取り留めのないお話ですが、誰かの心に寄り添えたら嬉しいです。それでは。

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