見出し画像

退職後の健康保険〜扶養に入る

退職後の健康保険については3つ選択肢があるが、私の場合は妻がまだ民間企業に勤めているため、学生の子どもと一緒に扶養に入ることにした。その手続きについて、よく分かっていなかったため、右往左往してしまった。

扶養に入る条件は退職後の見込み年収が180万以下(60歳以上の場合、ただし60歳以下は130万)であること。これはクリアしている。2か所でパートで働くが、1週間に3日、しかも短時間なので問題はない。100万にも届かないはずだ。

現役時代の健康保険から「資格喪失証明」を取り、区役所で「住民票」と直近の「所得証明」を取り合わせて妻の保険組合に送付したところ、不足書類を要求された。今後の給与額がわかるものとして「雇用契約書の写し」が必要とのことだ。それも提出期限があり、慌てて4月から働く2か所へ連絡を入れる。

実はその2か所は民間ではなく、公立機関。国や自治体で働くにあたっては「雇用契約」はかわさない。「任用」されるため、雇用契約書はない。その代わりに給料がわかる「勤務条件通知書」を発行してもらわなければならない。

新年度で忙しい時期であることは重々承知はしているが、こちらも4月に病院の予約は入れている。それも新しい健康保険証が届くのに時間がかかると思い、わざわざ4月後半にした。ところが4月中に手続きを終える事ができないと、扶養認定が遅れ、今月は無保険の10割負担となり、遡っての払い戻しがない。

ということで急遽、書類を発行してもらい、追加で送ることになった。しかし、妻の健康保険組合の手続きはアウトソーシングしており、社外での手続きとなるため、やり取りに時間がかかる。書類提出をしたその場で不備を指摘されるのと違い、連絡が来るまでに4日かかった。

いずれにせよ、こういった手続きは滅多にすることがないので、よくわからないことが多い。私もわかっていた書類は早めに取得し、すぐに提出して安心していたのだが、追加で書類提出を求められて焦ってしまった。期限までに手続きができるよう、出来るだけ早くから調べた上で余裕を持って手続きをする必要があると思った次第だ。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?