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【鬼滅の刃 無限列車編】コーチ目線で感じたこと

こんにちは、
その人らしく生きて欲しい、
魅力を最大限発揮し素敵な繋がりを増やして
世の中にインパクトを与えて欲しい!
と願ってやまない、長野佐友里です。

5歳の息子がず〜っと観たがっていた【鬼滅の刃-無限列車編-】
彼にとっては初の映画館で!
ついに一緒に行けました。

私は、原作は読んでいませんしアニメも見ていません
(厳密にはアニメの第1話だけ見ました)。

この映画はアニメの続きであり、
ストーリーとしてここでは完結しない話。
続きがかなり気になる終わり方でした。

炭治郎たちはこの先一体どのように進んでいくのか…。
そんな状態でも楽しめたので、気になったポイントを書いてみます!
※少しネタバレも含みます&長いです。

キャラの個性が伝わってくる

今回の舞台である無限列車に乗り込んだ炭治郎と禰豆子、
そして善逸と伊之助の4人。

禰豆子は箱の中なので、どんなキャラかここでは分からないが、
あとの3人については既にキャラの個性が存分に伝わってくる展開だった。

そして乗り込んだ車両にて、初めて杏寿郎と出会う。
弁当を食べながら「うまい!」と連呼していて
不思議な雰囲気の杏寿郎。
炭治郎の質問に対して答えはするものの目を合わせて話さず距離を感じる。

そんな個性を感じさせるところも人気のポイントなのかなと思ったり。
どのキャラも良い味だしてる~

誰しもが良い夢を見たい

無限列車で戦う鬼は「魘夢(えんむ)」。
血鬼術によって全員眠らされ、それぞれ幸せな夢を見ていた。

夢は居心地の良い世界であり、抜け出すのは簡単ではない。
誰しもが皆んな良い夢を見たい、そのなかにずっと居たいと思っている。

そこには家族がいて、何気ない日常を送っている…
幸せは人それぞれだが、
そのいう何気ない日常が幸せの象徴となり得ることを感じさせられた。
毎日家族と元気に過ごせることって当たり前じゃないんだな~…!!

個性はその人の在り方を連想させる

炭治郎たちの夢にそれぞれ侵入した、魘夢の手先となった人間たち。

「夢の中には無意識領域が広がっていてそこに”核”があり、
それを壊すと廃人になる」と告げられ核を破壊しに行く。

映画で描かれていた無意識領域はかなり個性があり
まさにbeing=在り方を連想させられた。

炭治郎の無意識領域には、
入るだけで心が温かくなり穏やかな気持ちにさえなれる。

そこには炭治郎の化身がいて、
侵入してきた手先に核の場所を教えてくれる。
壊されたら自分が廃人になってしまうほど、危険を伴うのに。。
核も見た目が違い、個性そのものだった。
空想の世界ではあるものの、
自分や身近な人の無意識領域や核はどんな様子だろう?
と考えてしまうのでした。

人の心の中に土足で踏み入るな!

魘夢は、夢の内容を操れる。
幸せな夢も、悲しみに溢れる夢も…。

魘夢の仕業で、
炭治郎の家族が、炭治郎に対して酷い言葉をかける夢を見せる。

僕たちが殺されてたとき、おにいちゃんは何してたの?
お前だけ生き残って。お前が死ねば良かったのに…

人の心の中に土足で踏み入るな!俺の家族を侮辱するな!」
と怒る炭治郎。
大切な人達がそんな事を言うわけないだろう!と。

確かに、人の心は超プライベートな領域であり、
勝手に踏み込んではいけない場所である。
ましてや勝手な思い込みで心に侵入するなんて許される行為ではない。

死ぬ気の覚悟が必要

良い夢から目覚めるためには、自分自身を断ち切る覚悟が必要。
まさに1度死ぬ覚悟

ただその勇気を持ちパターンを掴めば、
催眠をかけられても自力で目覚められる。
死ぬ気の覚悟で何かに臨むことを教えられた気がする。
炭治郎の気力溢れる姿に勇気付けられた人は多いはず。

良い夢=コンフォートゾーンと捉えるなら、
そこからラーニングゾーンに自ら行くためのスイッチのようなものを見つけ、勇気を持って実行出来るか?を問われている気分だった。

***3つのゾーン***
①コンフォートゾーン
居心地の良い場所であり、ここに居続けても成長はない。
②ラーニングゾーン
コンフォートゾーンから1歩出た場所。未知の領域であり、試行錯誤しながら成長できる場所。
③パニックゾーン
ラーニングゾーンよりさらに出たところ。自分のコントロール出来る領域を超えていて、精神的な不調をきたしかねない。

居心地の良い場所、
というだけではなくて「自分の良くないクセ」についても同じだな
と思ったり…
クセが発動しそうになったら、
その自分に一度死んでもらって抜け出さないとな~
って映画を観てからずっと考えている。

真正面から向かうだけではうまくいかない

魘夢の繰り出すたくさんの目と目が合うと催眠にかけられてしまう。
炭治郎は夢から何度も覚めては戦い続けたが、
それを繰り返していると肝心のところで斬れない。

そんな状況で伊之助の仮面は、
視線を逸らす=目が合わない意味があった。
何事も真っ直ぐ向かうだけではうまくいかない
という事を感じさせられる。

身近なことでハロウィンでの仮装を思い出した。
物理的な格好からも変化は生まれるし、
時には遊び心も必要なんじゃないかと。

意図して結果を狙ったものだけではなく、
副産物的に得られる効果なんかがあったら面白いなとも思った。

今の時代のリーダー像?

息を合わせて戦わねば勝てない相手である魘夢。
炭治郎は伊之助にどのように力を合わせるか提案する。
それに対し伊之助が「命令すんな!」
と言ったことへの炭治郎の反応が大人だった。

謝るわけでもなく、受け止めている。もちろん命令するでもない。
一緒に進む仲間であり、
上下を感じさせない対等な振る舞いだと感じた。
炭治郎のような主人公がこれだけウケる=共感を呼ぶということは、
これからのリーダー像に近いのかな?などど思ったり、思わなかったり。

”こだわり”も在り方に反映される

炭治郎の誰も殺させないという優しさ、こだわり
どんな状況でも助けようとする信念
仲間を想う気持ち。仲間を信じる気持ち。
これは、無意識領域で見た炭治郎の在り方にも既に反映されていた
人の信念やこだわりは、在り方に現れる。

それぞれの個性が素晴らしい

禰豆子は鬼になっても兄と共に戦い続けていたり、
善逸の禰豆子への想いが描かれていたり、
無意識領域だけでなく、それぞれのキャラの個性が表現されていた。

どんな個性でも、みんな良い、色々なキャラがいることが素晴らしいんだと思う。
みんなが炭治郎のようでなければならない、
というわけではないんだよというメッセージのような気さえする。

自分自身との闘い

無限列車ごと身体となった魘夢を、
呼吸を合わせて炭治郎と伊之助が斬る。

斬られた魘夢は「悪夢だ…炭治郎だけでも殺したい…!」
と言って消えていく。
現実にも”敵”とは言わないまでも、
足を引っ張ったり目の敵にしてくる人もいるだろう。
でも、自分のこだわりを貫くためにはある程度の戦いが必要なのかもしれない。
そして、アニメ版の主題歌である紅蓮華の歌詞にもあるように
「変わっていけるのは 自分自身だけ」なのだ。
自分自身と闘っていくことで前に進める

ちなみに…
伊之助が、炭治郎を刺した車掌さんに対し「髪の毛むしり取ってやる~」と言っているところで5歳の息子はケラケラと笑っていましたw
(こういうシーンやキャラ設定が子供に人気になるポイントなのでしょうか)

人間という儚い生き物の美しさ

魘夢を倒したと思った矢先、
新たな鬼、猗窩座(あかざ)が現れる。
鬼になることを勧められ誘われる杏寿郎。

鬼になればいつまでも強くなり続け戦っていける!傷もすぐに癒る、と。

「老いることも死ぬことも、人間という儚い生き物の美しさだ!!」

そう言い、
杏寿郎は如何なることがあっても自分は鬼にはならないと断言する。
すごく潔くて、かっけぇ…ってなりました(しゅき…)。
本当「今」を懸命に生きているから素敵なんだよな~

弱い人を助けるのは、強く生まれた人の責務

猗窩座との激しい戦いを繰り広げる杏寿郎。
互角の戦いを見せたが、猗窩座はすぐに傷が治癒するのに対し、
杏寿郎の傷は増えていく。
そんな中、杏寿郎は幼き頃の母の言葉を思い出す。

「弱い人を助けるのは、強く生まれた人の責務」

この言葉を胸に戦ってきたのだと。
そしてついに、猗窩座が逃げていき列車の乗客200人を守り切った。
しかし、杏寿郎は取り返しのつかない状態だった…
杏寿郎は話せる限りを炭治郎へ伝え、励ました。
次に繋げるために

ここでは目を合わせて話す2人。
杏寿郎の表情がかなり柔らかくなるのが印象的。
後悔なくやり切った人間とはあのような穏やかな表情になるものなのかな
自分の生まれ持った責務を全うしたいものです
そこで朝日が出てくるのも美しさ倍増!

ここで、映画は終了です!

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心を燃やせ

正直、もっと柱が出てきて皆んなで戦うのかと思っていました。
でもこの映画は完全に”炎”にフォーカスしていた。
まさか杏寿郎が死んじゃうとは…。

身近な人の死は、炭治郎にとって初めてのこと。
その悔しさや悲しみをバネに強くなり、進んでいくのですね。
心を燃やせる何かを持っている人間は強い、と思いました。

エンディングでさらに心に刻んでくる

Lisaさんの歌う「炎」の歌がより深く入ってくるイメージでした。
歌詞を噛みしめる思いで。

エンディングで流れる「炎」は、
CDの音源とは違う歌声だったのも印象的です。
歌詞から連想されるシーンも多いし、
かなり感情が込められていて、あれで泣いた人も多そう…!
”心”を大事にしているのが響くな~

<”炎”の歌詞 好きな箇所3選>
”夢がひとつ叶う度 僕は君を想うだろう”
”大人になるほど増えていく もう何ひとつだって失いたくない”
”振り返らずに進むから 前だけ向いて叫ぶから”

劇場に見に行って良かった

映像がとにかくキレイでした。
今時のアニメってすごい、圧巻。
スピード感と合わせて、音の迫力もすごくて、
劇場で観て、全身包まれて良かったなと思います。

声優さんの力も大きそうです。
タレント声優などもなく、
そういうところで話題にしようとしなかったのも好感度上がります。
ひとつの作品として、
取り組んだ人達の熱意みたいなものが超!伝わってくる。

さいごに

息子が行きたいと言わなければ、
ほぼ100%映画館に行くことはなかっただろうと思われる
「鬼滅の刃」ですが本当に観に行って良かったです。

こんな長々と書きたくなるくらい、
約2時間でこんなにも色々なことを感じさせてくれるとは…!
コーチングを学んでいなかったら、また違う目線で観ていたのだろうか。

あと、はじめは小さい子供が見るにはどうなんだろう…
(首が飛ぶし人死ぬし…)と思っていましたが、
フィクションであることをきっちり伝えていれば問題ないのかな
と思いました(うちも行く前に何度もその事は話しました)。

これからカラオケで【炎】を歌うときには、
杏寿郎を思い浮かべることになるな~泣かずに歌える自信がない…。

「続きのアニメが公開されたら絶対見ちゃう人」になりました^^

※追記※
しっかり「遊郭編」も観ました。
それ以前にアニメは全部観たし
なんなら漫画も全部読みました(夫が全巻購入w)。

炭治郎の真っすぐなところからいつも勇気をもらっています。
自分の目的に真っすぐ進んでいくって素晴らしい…!

ひとりじゃない、仲間と一緒に突き進むんだ!
っていう空気感も好きです。

いまのままでは後悔するかも…炭治郎みたいに真っすぐ生きたい
自分を使い切る…!煉獄さんみたいに心を燃やしていたい
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