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ふと疑問に思ったこと(スギの木編)

何気なしに、ふと疑問に思うことがある。
その疑問について、直ぐ様調べるときもあれば、手をつけず忘れることもある。どちらかといえば調べる方ではあるが、気分によってまちまちだ。

以前ニュースアプリにて、今日は花粉が多いですよという情報が目に入る。花粉症ではない僕からすれば、特に重要なことではない。花粉症の人は大変だなと、軽い同情を寄せるくらいだ。
花粉症の人にとっては非常に気分が下がる、そんな社会問題ともされている花粉だが、そもそも花粉症というのは、日本に限った話なのだろうかと疑問に思い調べたのだ。
調べた情報はネット上のことなので、全ての正否は判断できないが、どうやら下記のことらしい。

花粉は、日本だけでなく、世界中至るところで同様に見られるが、社会現象になる程ではないようだ。日本では、スギの木の割合は多く、日本固有種でもある。
そもそも、なぜ日本でスギの木が多く使用されているのか。戦時中では、燃料の資材として多く消費された。それにより、荒廃した自然と社会の復興のために、成長が早く(30~40年程)真っ直ぐ育つ(加工しやすい)スギの木が植えられたようだ。
戦前後の背景の他にも、土砂崩れといった災害対策としても利用されている。根っこ同士が絡みあうこともあり、地盤のずれを防いでくれる。そして、雨天時の水を吸収する力が高く、土砂崩れを防いでくれるようだ。
花粉症を解決するためには、伐採すればいいなんて、簡単な話ではいかないようだ。

他にも、様々な経緯があるのだろうが、昔からある程度のことを知ると、それ以上深く追及しない。追及する中で、別の新たな疑問が生まれるなら追及に追及を重ねるが、疑問が解消されることが目的であり、少し心が晴れさえすれば、そこで終わりなのだ。

疑問が晴れる瞬間、歴史や経緯を知る楽しみを久しぶりに感じ、これも趣味の一貫として捉えても良いのかもしれない。

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