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様々な経験を得ることから

自炊をしようとこれまで考えた事がなかった。
炒飯やいんげんの肉巻きなど、そこまで手間の掛からない料理は定期的にしていたのだが、ふとドライカレーとクリームシチューを作ってみようかと思った。日々、料理をされる方にしてみれば、その二品は手間のかからない料理なのかも知れない。
僕の思う料理とは、食材を切るという行為から始まる。とは思ってはいないが包丁を扱う姿を、料理という単語を聞いた時にイメージするからだ。
料理をしてみるかと思ってもしない時は、失敗したらもったいない。余ったら長期保存が効く方法があったとしても、なるべく1日で処理したくなるから独り身だと自炊は難しいと考えていた。

そもそも、料理をする考えに至ったのは、経験したことのないことに手を出して様々なその時の気持ちを得て自分を知って行こうと思い始めた事がきっかけだ。
どのくらいの費用や時間といった手間がかかるのか。失敗しようが上手くいこうが、その時どう感じるのか。何かしら得られる物が短なことにこそあるんだろうと思い、まずはカレーを作り、その次の週の休日にシチューを作った。
結果としては、両方とも上手くできあがった。
自分で思わず「うまっ」と言った程に初めてにしては、よく出来ていたと思う。初心者でも上手く作れる料理なのかも知れない。

料理を経て上手くいかないと思っていた事でも意外と想像以上の事が自分にはできるんだと感じた。基本的に先入観で判断をして行動に移さないという事はないようにしているが、これをやっても想像以上のものは得られないだろうと判断して手に出さない事がある。手を出しても想定内の結果になる事が多々あるからだ。
しかし、先入観で決め付けてしまう思考力も行動力も経験値も浅い人であろうとは思わない。
様々な経験を経て行動力、思考力を自分を高めた人が使う先入観とは違う。

失敗か成功かの良否は、時によるがあまり気にしない。
ある行動によって感情が動けば、自分を知れて会話の糸口になるし、こうしてnoteにも書ける。
だから、定期的にそのような日を設けるようにしている。

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