1年生に、なれるかな。(3)
これは、私が日々生きて、生活して、家事をして時に仕事をしてあとは幼稚園に行ったり病院に行ったり、そういう流れ作業の中に「うええ、まじか、かべんしてくれよ」という突発的困難があるたび、己を奮い立たすために、ココロの中でそっと唱える言葉。
そもそも私は「にもかかわらず」であるとか「しかしながら」とか「なればこそ」など、眼前の困難に抗ってそこにあろうとする時に用いるような前置きの言葉がとても好きだ。強い覚悟を感じるし、その行間に漂っている決意に似た何かは凛として美しくさえある。