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子供の作品に親の手が入ることについて

本日、読書感想文を提出させました。

三連休中に、
学校でまとめてきたメモをもとに、
清書するという宿題を出しました。

とある子は、
僕が添削したこと以上の内容で書き上げてきました。

しかも途中から、少し親が書いたのかなと思う
字にまでなっていました。

「これ絶対親が考えたやん。」

と誰もが思いますよね。

そのとある子は、朝一ぼくのところに駆け寄ってきて、
「ねぇねぇ、読書感想文どこに出すの?おうちで頑張って書いてきたよ、先生見て!」と話してくれました。

ははーん。お家の人と一緒に頑張ったのを
誰よりも早く認めて欲しかったんだなと思いました。

僕は、この読書感想文を、
コンクールに応募しようと思います。

いや、卑怯やん、って思うかもしれませんが、
(さすがに、自分の字でもっかい書かせますが。)
親との協力が見える感想文ってなんか
ぼくは、あったかいなと思います。

こんなふうに、協力してくれるお家の人は
なかなかいません。

家庭の事情で、様々あると思いますが、
親はやっぱり、子どものことに興味を持ち、
寄り添うことが大切かなと感じます。

だから、この子の感想文は とてもいいです。

話は変わりますが、
先日、夏休みの自由研究を全校分みていた時に、
主任と話しました。

こういう夏休みの自由研究って、どれだけ親が携わってやれるかって意外と大事。あきらかに親が作りました。ってやつでもいいと思う。こういう時にちゃんと、親として子供と関わってくれとったら安心や。親が、ノコギリ持って木を切る姿とか、子より真剣になる姿を見せつけてやるいい機会になったりすんもんや。父ちゃんに任せとけってかっこいいとこ見せつけてやってほしい。

こんなふうに語ってくれました。

たしかに。と思いました。

もちろん、自分で考えて、工夫を凝らして作れる子には温かく見守るだけでいいと思います。

でも、もうちょっと頑張れるやろ、って思う作品を見て、
この様に言葉を漏らしていました。

つまり最終的に言いたいことは、
子供の作品に積極的に関わろうとする親っていいなぁと思いました。

それが、どれだけ子より親の作品になろうと、
ぼくは、温かみを感じるし、
そうあって欲しいなと思いました。

((そもそも感想文は、
先生一人で見切るのにはかなり限界がある!笑))

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