見出し画像

耳下腺腫瘍になったよ 14 (入院2日目 ・ 手術当日 - 全身麻酔まで)

朝は7:00頃に起床。寝る前に飲む花粉症の薬は服用禁止だったけど花粉症の症状はでなかった。病室ってすごく綺麗なのかも。

手術の時間は昼だけれど、朝から何も食べれなかったし飲みの物禁止だった。コーヒーが飲みたくてしょうがなかった。

昼前に看護師さんが来てストッキングみたいなのを渡されたので両足に履いた。エコノミー症候群になるのを防ぐためらしい。ちゃんと履けましたねって褒められた。昨日の病衣とは違う手術着というものを着た。

何度も「名前」「病名」「手術箇所」「体温」「血中濃度酸素」確認された。あとリストバンドのバーコードも何回もスキャンされた。「絶対に患者を間違えない」「手術箇所を間違えない」「病名を間違えない」「手術ミスしない」という意気込みに感じられて逆に安心した。

点滴スタンドを押しながら看護師さんと一緒に手術室に向かう向かうのは面白かった。どんどん一緒に歩く看護師さんの数が増えていったので大名行列みたいだなぁと思った。

手術室に入る前に手術する部位のある側の手にカラーバンドをつけられた。医療ミスを防ぐためにはこういう小さいことを積み重ねるのが重要なのかも。

手術室は広かった。真ん中に自分が寝るであろう手術台があり、その周りに様々な機材が設置されていた。天井が高かったのも広く感じた理由の一つかも。既に数人が忙しそうに機材をいじっていた。

手術着を取って下着一枚で手術台の上に仰向けに寝るように指示を受けた。下着一枚になる時周りを大きいタオルで囲われて誰からも見られないように配慮されていた。

「何度も確認してごめんなさい」と謝られながらまた「名前」「病名」「手術箇所」を確認された。

人生で初めて酸素マスクをつけられた。特にニオイは感じなかったけど視野が狭くなるような圧迫感を感じた。

「今から眠くなるお薬を入れますね」と言われた。点滴が刺さった部分が冷たくなるのを感じた。

そして僕は面白い体験をした。

前回のお話


次のお話


やすってこんな人(チャンネル登録お願いします)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?