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親が子どもにさせたいことをさせるには

勉強や運動など、親であれば子どもに意欲的にやって欲しいことがあると思います。それを可能にする方法が一つだけあります。
それは親が子どもにやらせたいことを、親自身が意欲的にやっている姿を見せるということです。

「勉強しなさい」と口だけで言ってもする気が起こる子どもはそれほど多くないです。でも親が一生懸命に興味深そうにやっていれば、子どもは必ずやってみようとします。子どもは親の背中を見て育つといいますが、まさにそれです。親の背中というのは親の言葉ではなく、親の行動です。子どもの価値観を作っていく基礎となるのは親の価値観ですが、親のやっていることを子どもは取り込んで規範にしていきます。

自分は親にいろいろ思うところはありますが、一つ良かったのは本を読むことが当たり前と思えるようになっていることです。年間150冊ほど読んでいると言うと、驚く人もいますが自分にとってはなんとなくテレビを見ている感覚と変わりません。
自分の両親は内向的で人付き合いが苦手で、ほとんど出かけない人でした。休みの日は、買い物に行く以外は家にいて、テレビをつけつつ本を読むという生活をしていました。

だから自分も空いている時間は自然と本を読んでいました。小学生や中学生の頃はテレビゲームもしましたが、同じくらいの時間は本を読んでいました。本なんて読んでないでもっと勉強しなさいと怒られることも多かったです。

今でも読書は習慣になっていて、疲れている時にすることが多いです。疲れている時はモチベーションが上がらず、エネルギーのいることや新しいことに取り組むことがなかなかできないのですが、読書は自分にとって頑張らなくてもできることなのでそうなっています。読書というわりといいことが習慣になってることについては、親に感謝しています。

私はニ児の親として子どもにさせたいことにいつも前向きに取り組んでいる自分でいようと思っています。仕事や家事や育児をしっかりしつつ、子どもにとっていい背中が見せられる親であるように生きていきます。

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